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- アトピー性皮膚炎とは
アトピー性皮膚炎とは、アレルギー反応と関連があるもののうち皮膚の炎症(湿疹など)を伴うもので過敏症の一種です。
アトピーという名前は 「場所が不特定」 という意味のギリシャ語 「アトポス」 (atopos - a=不特定、 topos=場所) から由来している通り、実際には「よくわからない」のです。
※アトピー素因・・・①家族歴:既往歴、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎,アトピー性皮膚炎のいずれか、あるいは複数の疾患)、②Ige抗体を産生しやすい素因



- a 急性の場合
- 紅班(赤み)丘疹(キュウシン=ブツブツ)
滲出(シンシュツ=じゅくじゅく)
皮向け、カサブタなどが見られる時期。
- b 慢性の場合
- 皮膚が赤く・硬くなる。
病変部がザラザラし、肌の苔鱗化(タイセン=ゴワゴワ)
鱗屑(リンセツ=皮向け)が見られる。
激しいかゆみを伴うブツブツが現れ掻き壊しが多い時期。

額、眼のまわり、、口のまわり、口唇、耳のまわり、首、手足の関節部の内側、そして体幹。
特にアトピー性皮膚炎に顕著な特徴は左右対称です。
たとえば、右腕関節内側に湿疹ができると、まもなく同じような湿疹がおなじような場所の左側関節内側に発症します。

乳幼児は頭や首に発症しやすく、
幼児小児は手足・手足の関節部に思春期・成人は上半身(頭、顔、頚、胸、背中)に多く見られます。


