アトピー性皮膚炎といろんな漢方①「葛根湯」

1月14日ブログ画像

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皆さん、こんばんは。イヌイ薬局の乾 康彦です。

今頃の寒い季節にはお店で、しょうが湯や葛湯をお求めのお客様が増えてきます。
また、最近ではお薬のファーストチョイスに漢方薬を選ばれるお客様も
増えてきているように感じますが、この季節であればかぜ薬として、
引き始めによく使われるおくすりとして葛根湯があります。

中医学から考える葛湯と葛根湯

葛湯に使われる葛粉を中医学から考えてみると、
葛のおくすりとしての性質について、
味は甘く、性質は身体を冷やして胃の経絡(からだの気の通り道)に働きかけます。
効能としては、からだの熱を下げて、体液を生み出してからだを潤し、渇きを癒します。
発熱からのイライラ、口の渇き、二日酔いさまし、のどの痛み止めなどに使われます。

葛の根(葛根)には、発汗・解熱・鎮痙作用があり、初期の風邪の寒気を和らげながら、
熱を取って、喉の渇きを癒したり下痢などにも効果があると言われ、これが葛根湯に使われます。

葛湯を作る時のポイント

葛粉は葛の根を精製して作られます。
そして葛湯は、「本葛」を原料に作るのが一番良いとされていて、
それに和三盆糖を加えた「葛湯」が最高級品と言われます。

最近では、葛粉と称して販売されているものの多くが、
じゃがいも澱粉やさつまいもからとったデンプンが使われるものが多いので、
一般家庭において作られる「葛湯」は「葛湯によく似た別物」「葛湯の代用品」になってしまいがち。
せっかく作られるのなら、原材料に注意してみましょう。

一般的には、葛湯は葛粉を水で溶いてお砂糖を加え、なべ 等で緩やかに加熱しながら
透明になるまで練って作ります。

とろみがあって冷めにくいので、体が温まって消化にも良く、
離乳食・流動食・介護食・病み上がり、風の引き始めの食べ物としておすすめです。

生姜を加えるとからだの表面は、暖まり身体の中は熱を取ってくれるので
風邪や発熱などのときに食品としては最適ではないでしょうか。

アトピー性皮膚炎と漢方

かぜ薬として漢方のおくすりを使用する場合、その時の体調や症状に応じて
おくすりを使い分けます。
ひき始めであれば葛根湯、鼻の症状が主であれば小青竜湯、
こじれてしまった風邪なら柴胡桂枝湯といった具合です。

アトピー性皮膚炎の場合も同様に、その時の症状によって使う漢方を使用します。
▼詳しくは過去のブログ「アトピーの改善と美肌作りは「補」と「瀉」から」▼

http://atopy-druginui.jp/blog/archives/380

改善や予防を考えると、とにかく症状を抑えるというよりも、
抑えるべき時にはしっかり抑えて、からだに必要な物がある時には補うことが大切です。

イヌイ薬局ではアトピーの相談を承っております

私たちは約3万件の皮ふ相談をいただき、その多くの方のお悩みを改善してきました。

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まとめ

アトピー性皮膚炎も風邪も他の病気でも、
まずは症状と体調をしっかり見極めてから、改善・予防・養生を行っていくことが大切。
これからも皆さんのお役に立てるようにしっかりと見つめていきたいと思います。

 

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乾 康彦

乾 康彦

国際中医専門員イヌイ薬局
1957年1月6日大阪生まれ 慶応義塾大学理学部数学家卒業。
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

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