アトピー・湿疹と食事「 オーガニックのすすめ」

皆さん、こんにちは。
イヌイ薬局・アトピー性皮膚炎アドバイザー・社長の 乾康彦です。

3万件以上の相談から薬剤師がお肌のことを徹底的に考え開発したオールインワンゲルクリーム

今まで、イヌイ薬局の店頭で3万件以上のお肌の相談をいただいたなかで,
アトピーや湿疹などの皮膚の悩みを持つ方々にとって、食事の養生はとても大切です。

たくさんご相談頂いた中で、
気がついたことをこのブログでお伝えしてゆきたいと思います。

今日は、オーガニックのススメのお話です。
アトピーや湿疹と無縁の一般の方もよかったらお読みください。

農薬消費量世界一

始めにもお伝えした通り、アトピーや湿疹などで悩む方にとって、
食事の養生はとても大切なことに気がつきました。
特に、アトピーや湿疹などの皮膚炎に使われる漢方のおくすりのほとんどが、
植物の根や葉や花を煎じたものからできていて、
ちょうど食事やお茶の延長ともいえます。

ですから、皮膚の改善には一日に3度食べる食事が大きく影響してしまいます。
もし食材に、たくさんの添加物や農薬が使われていると、
それらを解毒するために肝臓や腎臓に負担がかかってしまい
健やかな肌を再生する妨げとなってしまいます。

特に最近は玄米食などを実践される方も増えてきましたが、
玄米は白米に比べてビタミンやミネラル、タンパク質などの栄養も
豊富に残留しているのですが、同じように農薬もたくさん残留しやすくなってしまいます。

ところが残念ながら驚くことに、日本は農薬使用量が世界で最も多い国なのです。
また遺伝子組み換え作物の輸入も世界一の残念な国です。

元・ミスユニバース日本の栄養指導を担当された
エリカ・アンギャル(Erica Angyal)さんによると、
OECD(経済協力開発機構)のデータでは、日本の単位面積当たりの農薬使用量は、
アメリカの7倍、フランスの2.5倍相当とのことでした。

さらに、農業中央統計局が出した2008~2010年の調査では、
34の先進諸国の中で1人あたりの農薬使用量は、
日本は1000人あたり4.95トン、2位のイスラエルは0.98トン、
で日本は突出した1位。逆にスエーデンは0.11トンで農薬使用量が最も少ない国とのことです。

Erica1

 

オーガニックのすすめ

ということで、農薬や遺伝子組み換え食品で考えると日本は世界中で最も不健康な国で、
放っとけばドンドン体内に入ってきてしまう確率が世界で一番高いといえます。
皮膚だけでなく、身体に悩みのある方やお子さんに対しては
極力無農薬、無化学肥料、遺伝子仕組み変えでない製品を選んで行く必要があります。

オーガニックの野菜や果物といえども、
農薬や化学肥料などがゼロは困難かもしれませんが、一般にほとんど含まれていません。
農薬の多くは、いわゆる「環境ホルモン」で、体内のホルモンに悪影響を及ぼし、
健康状態にも害を及ぼすことが多く、発がん性物質を含むものさえあり前述のとうり、
解毒のため肝臓や腎臓に無駄な負担をかけます。

オーガニック食材は通常のものより高価ですが、
通常のものより抗酸化成分、ビタミン、ミネラル、フィトケミカルが多く含まれていて、
その地域の環境や、生息していている動物にやさしい上に、
素材としても美味しいものがたくさんあります。
それだけの価値が十分あるので、カラダの悩みの改善だけではなく
美と健康のための極力心がけてください。

残留農薬を極力さけるために

実際に全ての食材をオーガニック食材にすることは難しいので、
まずは「残留農薬の多い野菜・果物」を避けることから始めましょう。

農薬の残留の可能性が高い野菜・果物は

りんご、ぶどう、セロリ、ほうれん草、パプリカ、レタス、
もも、きゅうり、いちご、ブルーベリー、ネクタリン、
じゃがいも、いんげん、ケール

農薬残留の可能性が少ない野菜・果物は

たまねぎ、アスパラガス、とうもろこし、なす、パイナップル、
キウイ、アボカド、メロン、キャベツ、さつまいも、グリーンピース、
グレープフルーツ、マンゴ、すいか、マッシュルーム

とアメリカでは言われています。ご参考下さい。

例えば、最も残留農薬が多いとされているりんごの場合は、
防虫剤や殺菌剤などを含む40種類以上もの農薬が使用されているそうで、
りんごジュースやりんごソースですら残留農薬が確認されています。
皮を剥くことである程度の農薬を取り除くことはできますが、
皮にフィトケミカルなどの栄養素がたくさん含まれているため、
せっかくの栄養素を摂ることができなくなってしまいます。

気になる場合は、「有機JAS」マーク付きの野菜や果物も販売されているので、
それらを選ぶのも一つの方法です。

 まとめ

残念ながら、日本のオーガニック食材はまだまだこれからといえそうです。
イヌイ薬局では、漢方の原点となった中医学を
生活のなかに取り込んでいただく目的で

「中医薬膳漢方研究所」を設立しました。

そのなかでは漢方のことだけではなく「中医学」の根底をなす
未病先防(ミビョウセンボウ)」の考えに沿って

治療よりも予防 予防よりも養生

を目指して極力農薬など少ない食材、
極力界面活性剤などの少ない雑貨などを紹介してゆきます。

おくすりのご相談とあわせてご利用いただければ幸いです。

 

withエリカ

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乾 康彦

乾 康彦

国際中医専門員イヌイ薬局
1957年1月6日大阪生まれ 慶応義塾大学理学部数学家卒業。
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

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