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アトピー・湿疹の食事で大切な5つのポイント(保存版)

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こんにちは、社長の乾です。
イヌイ薬局では、アトピーや湿疹・ニキビの相談をいただくなかで、
大半の場合は食事や食生活の乱れ が原因と言えます。
糖分も脂肪分もタンパク質も、いづれも身体にとっては大切な栄養分ですが
現代社会のようにのべつ幕なしに食べることができる飽食の時代にあっては、

食べ過ぎによってこれらの栄養素が余ってしまいます。
このような食べ過ぎ、あるいは胃腸の不調によって、
からだのなかで余ってしまった糖分も脂肪分もタンパク質も
身体にとって不要な老廃物=「からだのゴミ」となってしまいます。

この「からだのゴミ」のことを中医学では「痰湿(タンシツ)」と呼んでいますが、
身体にとって不要なものなので 人間は本能的に排泄しようとします。
これらの「からだのゴミ」が何日も何か月もたまり続けると、
お通じや尿だけで排泄しきれなくなって身体から
皮膚の数百万と言われる毛穴から吹き出した結果がアトピーや湿疹と考えています。

ですから、アトピーの根本的な改善のためには日頃の食事の改善が大切になります。
特に、漢方薬によって症状の改善を行う場合には、
漢方のお薬はほとんど植物由来のものを煎じているので
食事の養生の如何によって、回復が早くなります。

そこで、アトピーや湿疹で注意したい5つのポイントについてお伝えしていきます。

1、   アトピー・湿疹の直接の原因となる食材は除去しましょう

まず、「病院などの医療機関の抗体検査」で
アレルギー反応陽性のでる食材は、徹底的に除去しましょう。

卵や小麦など完全に除去することは難しいかもしれませんが、
極力除去することが大切です。
特にお子さんの場合、クリスマスでもケーキやお寿司や唐揚げが
食べられないのは少しかわいそうかもしれませんが、
いつまでも食べられないのではなく、
症状が収まればまたその抗体反応陽性が出た食材も食べることができます。

いつまでも、たべることができないわけではありませんので、
反応しなくなるまでの期間は徹底して除去しましょう。
そして、食事制限というとあれもこれもたべてはいけない感じがして
気持ちまで暗くなってしまうので、積極的に食べてほしい食材を次にお伝えします。

2、   アトピー・湿疹の食事はまず主食と汁物

アトピーや湿疹に限らず、食事については
主食と汁物で一日の食事の大半がカバーできますので、
まず主食と汁物(スープ)に注意を集中しましょう。

●主食

まず、主食としては
玄米をはじめとするツブツブの食材(全粒粉)の食材を選ぶようにしましょう。
お米であれば玄米、小麦であれば全粒粉のパンやパスタです。

これらの食材は、精製された白米や小麦粉に比べ栄養価に優れています。
さらに、食物繊維も豊富にふくまれますので
腸からの吸収も穏やかで腹もちも良く、腸を汚しません。

ただ、消化には力がいるのでひと口三十回以上良く噛んで食べましょう。
注意としては栄養価も高く身体にやさしいのですが、
農薬などをたくさん使ったものはその影響を受けやすくなります。
極力、無農薬・低農薬・無化学肥料のものを選ぶよう心掛けましょう。
後は、不要な間食を避けるようご注意ください。

間食したい場合は、まず食事の直後にたべるようにすると症状の悪化など、
空腹時より被害が少なくて済みます。

●汁物

スープ 中医学の古いことわざに

「食前のスープは神様の初処方にまさる。」

と言われるほど大切な汁物ですが、こちらも「昆布」などできちんと出汁を取りましょう。

「昆布」出汁からは食事の吸収をおだやかにする水溶性の食物繊維や、
便のもとになる不溶性の食物繊維と旨み成分と言われるアミノ酸が溶け出します。
結果的に、食べたものが身体に優しく吸収され、
肌の修復に大切なアミノ酸も摂取することができるので
「食前の汁物」が神様の処方にまさるほどなのでしょう。
出汁をとるのが面倒な方は、一晩「昆布」を浸しおいた「昆布水」で十分です。

「昆布水」の作り方は、1Lにつき10cmほどを目安に
昆布をただ浸すだけですので是非お試しください。

さらに、アトピーや湿疹の方の主な原因が、「からだのゴミ」なので
お薬も食事もこれらを排泄=デトックスすることが大切です。

排泄の主なものは「排尿」「排便」ですが、
これらを強力に助けてくれるのが「酵素」です。
野菜や果物にはこの「酵素」が豊富に含まれているので
下手なサプリメントより効果的です。

チョコやスナックをはじめ、間食がどうしてもやめられない方も、
フルーツで代用できれば改は急速に早まります。

一般的に酵素は高温に弱いので、常温の野菜や果物が効果的です。
また、良質のお味噌や漬け物も酵素や酵母を含みますが、
酵母は必要に応じて不足がちな酵素にとってかわることができるのでとても便利です。
昆布や椎茸やカツオで出汁をとって良質なお味噌でつくられたお味噌汁はまさに、
「神さまの処方」にもまさると言えます。

3、   アトピー・湿疹の食事と調味料・・油、塩、砂糖

調味料についても、なるべく合成のものを避けて天然のものを選ぶようお勧めします。
最近ややこしいのが遺伝子組み換え食品です。

が、いずれにしても防腐剤や酸化防止剤、遺伝子組み換えの食材などは、
意識して避けなければいくらでも口に入ってしまいます

油について 特に油については、一過の不飽和脂肪酸と呼ばれる
オリーブオイルを中心に、Ω3系統の油をうまくつかいましょう。

ここで、油は、主にオメガ6とオメガ3という2種類の油に分けられますが、
炎症に対してオメガ6の油はアクセルの役を果たし
オメガ3の油はブレーキの役目を果たします。

ですから、赤味など炎症があるアトピーや湿疹ではオメガ3系の油を使いましょう。

代表的なオメガ6は、サラダ油やベニバナ油に多く含まれるリノール酸で、
オメガ3の代表はえごま油や亜麻仁油(アマニユ=フラックスシード)に多く含まれるαーリノレン酸です。

・オメガ3(αリノレン酸)=ブレーキの役割:アレルギー抑制、炎症抑制、血管拡張。

・オメガ6(リノール酸)=アクセルの役割:アレルギー促進、炎症促進、血管凝固

一日の油の摂取量は50gが理想と言われていますが、
このうち5~10g以上はオメガ3のαーリノレン酸を摂ることが
健康のためには望ましいと考えられます。

しかし最近のハンバーガー、フライドポテト、ファーストフード、
カップラーメン、スナック菓子、カレー、ドレッシング、マヨネーズなど
欧米化した食事ではオメガ6の油が多量に口に入ってしまいます。

アトピー・湿疹の方の食事用油としては、
アクセルの役割のリノール酸=サラダ油・紅花油を控えめにして、
ブレーキの役割のオメガ3αリノレン酸=アマニ油やエゴマ油
を意識して積極的に摂りましょう。

塩について 塩分については
基本的にはひかえめにしたほうが「痒み」が少なくて済みます。
ですが特に精製された塩は避けて、
天然の塩分をせっしゅするように心がけましょう。
天然の塩であれば、ナトリウムばかりでなく
カリウムやマグネシウムも含まれていますので痒みの発症もおさえることができます。

●お砂糖

糖分についても、精製された砂糖は体温があがりやすいので天然の甘味料として
精製されない「黒砂糖」「テンサイ糖」「キビ砂糖」がおすすめです。

「きび砂糖」 きび砂糖はさとうきびを原料に絞られた
原料糖から造られているのは ご存知の事だと思いますが、
精製度が低いのでミネラルなどがたくさん残っています。

「甜菜糖」 甜菜糖は甜菜(テンサイ)と呼ばれる砂糖大根から作られる砂糖で、
オリゴ糖などを含んだ上品な味わいで、ほとんど違和感なく料理に使えます。
「黒砂糖」 黒砂糖は、ミネラル豊富なサトウキビの搾り汁を煮詰めて作られます。
その過程で、不純物を取り除く目的で石灰を加えられます。
カリウム・マグネシウム・カルシウムなどミネラルが多く残るので、
独特の風味と色合いが特徴です。
糖分が燃える時、ビタミンやミネラルが必要とされます。

「上白糖」は吸収も早くもえやすいのですが、
ビタミンもミネラルもほとんどふくまれていないので
身体の中のミネラルやビタミンがつかわれてしまいます。

白糖ばかりたくさん体内に入ればビタミン・ミネラルの欠乏となり
美しい肌をつくることができなくなってしまいます。

アトピーや湿疹などアレルギーのある方の食材として、天然の糖分を選びましょう。

「蜂蜜」「アガベーシロップ」「ラカンカ」なども天然の糖分としておすすめできます。

4、アトピー・湿疹の食事は食べ方も大切

アトピーや湿疹でお悩みの場合、
何を食べるかだけではなくどのように食べるか?も大切です。

まずは何より、「一口30回。」を目安に良く噛んで食べましょう。
よく噛むことで、胃腸へ消化吸収の負担が軽減されるので、
アトピー・湿疹の原因となる「からだのゴミ」がたまりにくくなります。

 

また、お肉など動物性の油を口にする場合好ましい調理の方法としては
煮る・しゃぶしゃぶ=>炮る=>炒める=>揚げる の順になります。

差支えなければ、お肉などは煮たりしゃぶしゃぶが好ましいと言えます。

 

また食事において大切なのが食事の量です。

アトピーの方に限らず食事の量としては、よく言われているように
「腹八分」が理想なのですが、

腹八分とは、

1、胃の膨満感がない
2、身体が重くならない
3、食後眠くならない

そんな食事の量が腹八分と言えます。

食事全体の量を過ごさなければ、少しいけない食材を食べてしまっても症状の猛烈な悪化を防ぐことができます。

5、なるべく避けたい食材

アトピーや湿疹は「からだのゴミ」がからだのなかで
蓄積されてしまった結果発症すると考えるので、
肉・魚・卵・牛乳・乳製品 は控えめにしましょう。

ジュクジュクの皮膚は、飲んだり食べたりしたものの中から完全に消化されなかった
「からだのゴミ」を出そうとしていることが原因でおきます。

が、お肉や魚・卵・牛乳・乳製品は「からだのゴミ」になりやすい食材です。
これらの食材の過食はアトピーや湿疹につながりやすいので過食に注意したいものです。
お肌の再生にタンパク質は必要なので食べてはいけないというわけではありませんが、
皮膚が赤くはれ上がっている時、ジュクジュクが激しい時には
動物性の食品は避けておきたいものです。

その他
*甘いもの *揚げ物 *辛いもの(香辛料) *お酒、コーヒー なども
「からだのゴミ」になりやすいので控えたいものです。

特に店頭での相談でも、
チョコレート、アイスクリーム、カレーライス、ラーメン
などは症状を悪化させやすいように感じます。

どうしても食べたくなったら、リンゴやトマトなど
果物を先に食べておくと被害が少なくて済みます。
が、悪化しない保障にはなりません。

以上、アトピーや湿疹の食事制限というと
食べてはいけないものだらけとなって、
気持ちまで暗くなるとストレスとなって
アトピーや湿疹の症状が悪化しかねませんので、
食べて欲しい食材をたくさんあげました。

実際に、アトピーや湿疹が改善してゆく過程で傷んだ皮膚を修復するためには、
むしろ通常より大量のタンパク質・アミノ酸が必要
になります。

消化が良くて腸を汚さないタンパク質としての穀類や豆類はとても大切と言えます。
ですから、アトピーや湿疹の食事については
「食べない」のではなく身体に必要な食事を
「正しく食べる」こと
がくれぐれも大切です。

そして、何を食べるかも大切ですが、誰とどんな風に食べるかもとても大切かです。
どんなに忙しくても、食事とともにこころ穏やかに過ごせる時間が最も大切でしょう。

まとめ

1、あらかなアレルギー源は徹底的に除去しましょう。

2、まず、主食と汁物そして酵素に注意を集中して。

3、調味料はオリーブオイル、アマニ油、黒砂糖、蜂蜜など天然のものを!

4、食べ方や食事の順番も大切です。スープや野菜から食べ始めて一口30回噛が目標。

5、肉、魚、卵、牛乳、乳製品は控えめに甘いもの、
揚げ物、辛いもの、お酒、コーヒーは控えめに!

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乾 康彦

乾 康彦

国際中医専門員イヌイ薬局
1957年1月6日大阪生まれ 慶応義塾大学理学部数学家卒業。
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

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