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皮膚のお薬は患部の状態を見て選びましょう

4月26日ブログ画像

3万件以上の相談から薬剤師がお肌のことを徹底的に考え開発したオールインワンゲルクリーム

こんにちは。イヌイ薬局の乾 康彦です。

快晴で暖かい日が続いていますね。日中は暖かく気持ちいいですが、
これからの季節に虫刺されや水虫、あせもなど皮膚のかぶれ等々、
皮膚の疾患が増える時期になってきます。

実際この数日、お店でも虫が出てきてるってお声をけっこう聞きます。
日中の気温も高くなってきたので、汗をかく人も出てきているでしょう。

それに併せていろんな皮膚のお薬を使う機会も増えてくると思います。
同じ成分のお薬でも、軟膏、クリーム、液剤などいろいろな形のものがあります。
お店で皮膚のお薬を買う時にどれがいいかお悩みになる方もいらっしゃるかもしれません。
もちろんお店で聞いて頂くのが無難ですが、自分でも違いを知っておくと選びやすいこともあるでしょう。
今回は症状に合わせて、どのタイプを選ぶのが良いかについてお伝えしてみたいと思います。
ひとつの目安としてご参考にしてみて下さい。

皮膚のお薬のタイプと使用する時のポイント

市販の皮膚病のおくすりには、液剤、クリーム、軟膏、エアゾールなど様々な剤型があります。
これらの剤型の使い分け方としては、

・カサカサした乾燥タイプは液剤・エアゾールを

・ジクジクのある湿潤タイプには軟膏を

・ひび割れたり、ただれたりしているタイプにはクリームを

使用するのが良いとされています。

①例えば液タイプやエアゾールのお薬は、一般的に浸透力は良いですが、
その反面、蒸発しやすく持続力が短いといった特徴があります。
なので使う時にはこまめに使うと良いでしょう。
また患部がひび割れやただれ、傷などがある場合には、
液剤はしみたり痛みを感じることもあるので、そういった場合は軟膏やクリーム方が良いでしょう。
基本的には、患部が乾燥している場合には液やエアゾールが使用しやすいでしょう。

②クリームは感触がさっぱりしているので、使い心地としては
皮膚の外用薬としてはいちばん選びやすい製剤かと思います。
特に乾燥していたり、体幹にはベタつかず使いやすい製剤です。
使用感は良いですが水にはじかれやすいこともあって
ジュクジュクが強い患部では吸収が悪いので患部の状態をみて選びましょう。

③軟膏は、最も吸収されやすくさまざまな場合に適していますが
ベタつくのが少々難点ではあります。
患部のジュクジュクが強い場合には、上記の液体やクリームは使いづらいので
そういった場合には軟膏タイプを選択すると良いでしょう。

上記の使い分け方は、あくまで一つの目安ではありますが、
ご自分の患部の症状に合わせて使えると使い心地もいいでしょう。

しばらく使用してみて使用感を大切にしながら
ご自分のお好みに合わせて一番使いやすいものをお選び頂くのがいちばんです。
実際、最近ではこれらのタイプ間の特徴の差がだいぶ少なくなってきているので、
基本的にはお好みで選んでも差支えない状況にはなっています。

使用する際には成分にも注意

もうひとつ皮膚薬を選ぶ時に気を付けたいのが成分です。
炎症やカブレがひどかったり、かゆみがとても強い場合にはステロイドがよく使用されます。
以前のブログでもお伝えしていますが、長期に渡っての連用や使用する範囲や量には気を付けておきましょう。
(以前のブログはコチラから: http://atopy-druginui.jp/blog/?p=1444 )

症状が軽い場合や、我慢できる程度のかゆみであればかゆみ止めとして
抗ヒスタミン剤(CMでもおなじみのウナ・コーワクールなど)や
皮膚の炎症が気になるけど症状が軽度の場合は非ステロイド性抗炎症薬(トレンタムクリームなど)
を使用するのが望ましいでしょう。

まとめ

どちらにしてもこれから皮膚のお薬を使うことの多い時期になりますので、
タイプはお好みで選ぶにしても、成分についてはなるべくならかゆみ止めなどで
対応できる場合はその方がオススメです。
ステロイドを使用する時も、なるべく短期間に最低限の量を意識しておきましょう。

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乾 康彦

乾 康彦

国際中医専門員イヌイ薬局
1957年1月6日大阪生まれ 慶応義塾大学理学部数学家卒業。
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

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