アトピーと様々な皮膚病「乾癬の改善にも予防養生が大切」

6月22日ブログ画像

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皆さん、こんにちは。イヌイ薬局の乾 康彦です。
昨日は、ホテル新大阪コンファレンスセンターで
乾癬(かんせん)について中医学と西洋医学の両方から学んできました。

アトピー性皮膚炎の他にも様々な皮膚病がありますが、
その中でも比較的皮膚症状の強い皮膚疾患として知られる皮膚病の「乾癬」。
初めて聞くという方もいらっしゃるかもしれませんが、
見た目がとても赤いので特に女性には大きなお悩みとなるようです。
乾癬の改善や予防にも、やはり毎日の生活習慣から見直して、
根本的な体質改善が欠かせません。

乾癬の主な3つの原因と改善のポイント

乾癬にも様々なタイプがありますが、どれも中医学では主な原因としては
血液に不要な熱がこもってしまう「血熱(けつねつ)」と考えます。

血液に余分な熱がこもってしまう原因として

1、ストレスが溜まっている、イライラしている

2、からだの水分が不足していて手足がほてりやすい

3、辛い食品、特にキムチなどのピリ辛が好きでよく食べる

などが考えられます。

①まずストレスについては、急な悪化の原因にもなるので
やはりなるべくこころ穏やかに過ごす環境を作っておくことが大切です。
趣味など好きなことをする時間を少しづつでもとっておきましょう。
そしてもちろん毎日の睡眠も大切に。

②次にからだの水分不足ですが、中医学ではからだの潤いが少なく
足りていない状態を陰虚と言うのですが、このタイプの方には
花粉症やアトピーなどのアレルギー疾患が多いようです。

人間の身体はもともと水冷式なので、からだの潤いが不足すれば
血液に余分な熱がこもりやすくなり上記の血熱の状態が表れやすくなります。

漢方では清営顆粒(せいえいかりゅう)という血液の熱を冷ます漢方で症状を改善しますが、
やはり毎日の食事からの積み重ねが根本的な改善には大切です。

③毎日の食事が大切なのはアトピーでも乾癬でも同じです。
乾癬の場合、特にキムチなど辛い食品には気を付けたいですが、
それ以外でも菓子パン、お刺身、エビカニなどの甲殻類の好きな方が
乾癬を発症したり、悪化したりしやすいようです。
また乾癬の場合もアトピー同様に食事の偏りには注意しましょう。
「からだのゴミ」はもちろん大敵です。
糖分、脂肪分、タンパク質の摂り過ぎないようにしたいものです。
逆に食習慣を改善して「からだのゴミ」が溜まらないようになると、
症状も急速に改善に向かうような傾向があります。

主食として玄米や、スープや汁物などは浸し昆布だしなどで糖質の吸収を穏やかにすると
アトピーや乾癬など「からだのゴミ」が原因となる慢性皮膚炎の予防にもなるでしょう。

また毎日使う油にも気を付けておきたいところです。
油分は細胞膜の原料になるなど、からだにとって大切な役割のある栄養素で、
とにかく控えればいいというものでもありませんが、
油分にも種類があって特に必須脂肪酸のオメガ6とオメガ3オイル
と呼ばれる油のバランスが大切です。

オメガ6の代表はサラダ油やベニバナ油に含まれるリノール酸で
オメガ3の代表はエゴマなどに含まれるアルファ・リノレイン酸です。

この二つの油は、例えるとちょうどブレーキとアクセルのような関係です。

オメガ3オイルがブレーキの働き、つまり
アレルギー抑制、炎症抑制、血栓抑制、血管拡張の傾向

逆に、オメガ6オイルがアクセルの働きとして
アレルギー促進、炎症促進、血栓促進、血液凝固の傾向があると言われています。

オメガ3とオメガ6のバランスは1~4:4以内が理想的で
オメガ3(ブレーキ役)のアルファ・リノレイン酸(αーリノレイン酸)は
人間が生きていく上でも欠かせない油(必須脂肪酸)と言えそうです。
乾癬、アトピーなどの食養生にも上手に取り入れたいものです。

まとめ

乾癬の場合は、血熱の原因となった体質を取り除いていかないと、
再発してしまう可能性を残すことになってしまいます。
「からだのゴミ」を溜めない食習慣を意識しながら体質改善しましょう。
再発防止にはやっぱり食事を中心に睡眠などの生活養生を大切ってことです。

 

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乾 康彦

乾 康彦

国際中医専門員イヌイ薬局
1957年1月6日大阪生まれ 慶応義塾大学理学部数学家卒業。
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

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