アトピー・湿疹といろんな舌・・・舌はからだのバロメーター②

こんな状態が正常です。
こんな状態が正常です。

皆さん、こんにちは。鳥取県イヌイ薬局の、
アトピー性皮膚炎アドバイザーで 社長の乾 康彦(いぬい やすひこ)です。

3万件以上の相談から薬剤師がお肌のことを徹底的に考え開発したオールインワンゲルクリーム

前回のブログ【アトピー・湿疹と食事・・・舌の苔は体のバロメーター】
atopy-druginui.jp/blog/archives/169
では黄色い舌と白い舌について書きました。

舌を見ることで他にもたくさんのことが分かります。
今回は、舌を見ることの意味と特にアトピー・湿疹と関係のある舌の状態を中心にいろいろな舌についてお伝えしたいと思います。

舌をみると病気がわかる!?

舌だけでなく顔色、姿勢、皮膚や髪の状態をよくみると
「悩みの原因」や「からだのサイン」をたくさん受け取れます。
特に舌の場合は、体内の状況が早いうちから反映されやすいので、
「内臓の鏡」、「露出(ろしゅつ)した内臓」などと呼ばれたりもして、
「健康のバロメーター」となるのです。

舌は場所によって、それぞれが内臓の状態を表しています。

・舌の先の部分は「舌尖」と呼ばれ、「心臓」や「肺」などの状態を表します。

・舌の横周辺は「舌辺」と呼ばれ、「肝臓」や「胆嚢」(たんのう)の状態を表します。

・舌の中央部分は、「舌中」。「脾」(ひ)や「胃」など消化器官の状態を表します。

・舌の奥の方は、「腎」など排泄や生殖関係の状態が分かります。

例えばそれぞれの部分が赤みが強い時は炎症が起きていることが考えられますし、
淡い(色が薄い)時は血液が不足していると考えられます。
乾いているときは、体内も乾燥して体液が不足していると予想されます。

舌の色、形、苔それぞれに意味があり、例えば苔であれば昨日のブログでも書いた通り
食事などからの影響を受けて表れやすくアトピーや湿疹の状態にも関わってきます。

舌に亀裂が入ったらカラダが乾いているサイン!

裂紋

上の写真は「裂紋」といって、舌に割れ目が入っている状態です。
この状態は、カラダの「体液の不足」や「過度の消耗」を意味するサインです。
これに当てはまるタイプは、

・慢性疾患の悩みを抱える方

・風邪がこじれた方

・夜更かしが多い方

・汗をよくかく方

などで、「頑張り屋さん」に多いタイプと言えます。
このタイプの方によく出る症状としては、

・皮膚やカラダの乾燥

・空咳(からぜき)がでやすい

・太りにくい

・口が渇きやすい

・不眠がちになる

など熱や乾燥の症状が多いです。
特にアトピーと関連する皮膚症状としては水分が少なく乾燥しやすいので、
長引くと血液に熱がこもりやすくなって、皮膚に乾燥と炎症の症状を伴います。
赤みの強い尋常性乾癬もこのタイプの方は注意して下さい。

食事としてはトマト、白菜、ユリ根、レンコン、ごま、はちみつなどのカラダを潤す
食材をうまく取り入れると良いでしょう
またしっかりと睡眠をとることも大切です。

漢方やサプリメントでは、麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)、
杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)、二至丹(にしたん)や西洋にんじんを
よくおすすめしています。

淡白な舌はエネルギー不足!

淡白

このような淡白な舌は、からだの気力不足を意味しています。
また、このタイプは血液不足の場合が多いです。

・カラダが虚弱

・病気が長引いてしまった

・慢性疲労

・冷え

といったことが原因として考えられます。出やすい症状は、

・血色が悪い

・めまい

・カラダが冷えやすい

・最近疲れやすい

などで、アトピー・湿疹の方であれば乾燥が強く、
フケ様に鱗屑(りんさく)が出やすくなったり、髪がうすくなりやすかったりします。

このタイプの方は、カラダを温めて気力を補う事、血液の量・質ともに向上させることが大切
食事としては、ナツメ・クコ・もち米・鶏肉・ラム肉・カボチャ・イモ類がおすすめです。
漢方では、婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)、参茸補血丸(さんじょうほけつがん)、
西洋ニンジンがよく使われます。

 

痩せた舌もやっぱりエネルギー補給が大事

痩せ舌

こんなふうに、舌が痩せてしまっている場合もやっぱりカラダの気力と
体液・血液が不足してしまっているサインです。
不眠や不安、寝汗、めまい、ほてりといった症状が出やすいです。
アトピーの方は乾燥しやすく赤みが強くなります。
お肌の血行が悪かったり、爪が割れやすくなるのも特徴です。

食事もやはり血液を補ってくれるものが良いでしょう。
ホウレンソウや牡蠣(かき)、レバー、豆腐、トマト、白菜などを摂りましょう。

カラダの赤みが強い場合は先に二至丹(にしたん)で炎症を抑えて、
おさまってから婦宝当帰膠などで血液を補うようにお伝えしています。

イヌイ薬局ではアトピーの相談を承っております

私たちは約3万件の皮ふ相談をいただき、その多くの方のお悩みを改善してきました。

来店していただき直接ご相談をいただけるのが一番嬉しいのですが、

鳥取までは遠いという方はホームページよりご相談いただくことでもできます。

詳しくはイヌイ薬局のアトピー漢方改善.com▼コチラをご覧くださいませ。

atopy-druginui.jp/

イヌイオススメの食品は▼イヌイ薬局ネットショップ コチラから

www.druginui.net/

まとめ

今回ご紹介した以外にも様々な舌の状態がありますので、

また次回お伝えしていきたいと思います。

お薬として植物などを中心に使用するだけではなくて、

相手の方の悩みを癒したい「思いやり」と「見つめる」ことの大切さを

舌を見ることでよく感じます。その思いを胸に、イヌイ薬局のコーポレートポリシー

「治療より予防 予防より養生」をこれからもお伝えしていきたいと思います。

 

The following two tabs change content below.
乾 康彦

乾 康彦

国際中医専門員イヌイ薬局
1957年1月6日大阪生まれ 慶応義塾大学理学部数学家卒業。
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket