舌から分かるからだからの様々なサインで健康チェック

7月20日ブログ画像

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皆さん、こんにちは。イヌイ薬局の乾 康彦です。

中医学では患者さんを視覚、聴覚、触覚、臭覚などを
総合して身体の状態を判断しますが、
そのなかでも望診(ぼうしん)と言う患者さんの顔色や体型分泌物
や排泄物の色や形、舌の色や状態を見て判断することはとても大切な事です。

舌診は本人も気づいていない全身的な兆候も察知できたりするので、
ご相談の中でも重要な判断基準となります。
家庭でも毎日お子さんたちご家族の舌を見て、
食事や衣服など生活習慣を考えられると本当に
ご家族の健康のためにはとても役立つと思います。

ご家族の健康を毎日の「舌診」からいちはやく不調の「サイン」を
見破ることができて、スーパーの特売にあわせた献立てではなくて、
家族の件子に合わせた献立が考えられるようになると、本当に素晴らしい事です。
そんなお手伝いができるとしたらとてもうれしいことです。
今日はからだの状態を舌から判断して毎日の健康チェックしてみましょうというお話です。
まず正常な舌はこんな感じです。

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舌を診るといろいろなことがわかるのですが、
漢方の原点ともいえる「黄帝内経(こうていだいけい)」には、
「望而知之謂之神」と書かれています。

つまり患者さんを良く「診つめる」こと(望診)で、
病気の原因を知ることができるのが優秀な医者と言われるということです。
最近の西洋医学は検査機器が優先になってきて、
店頭でも「顔も見てくれなかった」というお声を聞くこともちらほらあります。

でも、顔色・舌・姿勢・皮膚・髪をよく「診る」だけでも
悩みの原因や「からだのサイン」をたくさんの情報を受け取ることができます。
なかでも、「舌」は組織の構造上、早い段階でからだの状況が反映されやすく
そのため、中医学では舌は「内臓の鏡」、「露出した内臓」なんて呼ばれたりして
「健康のバロメーター」として考えられます。

下図のように舌の位置によって、内臓など臓腑の状態を判断することもできます。

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舌尖・・舌の先の部分は「心臓・肺」など精神免疫の状態を。
舌辺・・舌の横・周辺は「肝臓・胆嚢」など神経の状態を。
舌中・・舌の中央は「脾・胃」など消化関係の状態を。
舌根・・舌の奥は「腎」など排泄・生殖関係の状態を。

それぞれ表します。

例えば、各部位が

・赤ければ炎症などがあると考えます

・淡ければ血液などが不足していることが考えられます。

・乾燥していれば体液が不足しているサインと考えます。

舌の色、形、苔などにもそれぞれ意味があり、
一度には書ききれませんがいずれにしても様々なからだの状態が
舌から分かるということです。

まとめ

中医学がこころ優しい医療に感じるのは、
お薬として植物などを中心に使用するだけではなくて、
悩みを癒したいという「思いやり」としっかりと「見つめる」ことが
相手の方にやさしく寄り添うように感じるからでしょうか?

「心にも体にもやさしい」ことを大事にしながら、
「治療より予防、予防より養生」をお伝えしていきます。

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乾 康彦

乾 康彦

国際中医専門員イヌイ薬局
1957年1月6日大阪生まれ 慶応義塾大学理学部数学家卒業。
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

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