
こんばんは、
鳥取県にあるイヌイ薬局でアトピー性皮膚炎アドバイザーの乾(いぬい)です。
アトピー性皮膚炎などの皮膚トラブルを原因から考えて、食事や漢方のお薬,スキンケアで完全な改善を目指すお手伝いをしています。
私の薬局には毎年1000件以上のアトピーに悩む方が相談に来られます。が、その相談のなかで気がついたことを、このブログで詳しくお伝えします。
中秋の名月を過ぎ、秋も深まる今日この頃。食欲の秋を満喫されている方々も多いことと思います。
そして昨日には、スーパームーンの満月を終えた今が、アトピーの改善に絶好の時期となりました。
アトピーの改善は満月がチャンスです。
なぜかというと
ひとのからだは、満月の時には吸収のちからが最高になります。そして、新月の時には排泄のちからが最高になります。ですから、これから新月に向かっては、人の身体は「からだのゴミ」を出しやすくなります。
「からだのゴミ」が原因といえる
アトピー性皮膚炎
高血糖
高コレステロール
高血圧
痛風など高尿酸値
のためにダイエットをはじめるには最適な時期と言えます。
月のリズムとスキンケア
たとえば
満月に近い今週は、人のからだの吸収力が高まりますから、きれいな肌のもとになる雑穀や豆類、卵類、甘酒などを取り入れましょう。
新月に近づく来週は、人の体は排泄の力が高まりますから、「からだのゴミ」を出しやすい椎茸などのキノコ類や昆布などの海藻類、小豆や酵素の多い甘酒発酵食品などをとりいれましう。
もしも
胃腸が弱い方の場合は、トウモロコシやカボチャ玄米、ニンニクなどの黄色の食材が胃腸を温めて守ってくれます。
状況がゆるせば、月の運行にあわせた食生活を取り入れるとアトピー肌が改善したあともリバウンドのしにくい、丈夫で綺麗な肌が維持しやすくなるでしょう。
治療よりも予防 予防よりも養生の小豆(あずき)ごはん
アトピーの方に限らず、素肌に気を遣う場合、女性であれば生理周期と合わせられるので食事のリズムも作りやすいと思います。
また、旧暦の太陰暦は月の運行に沿って暦が刻まれていて毎月1日と15日は、「小豆ごはん」をたべる習慣がありましたが、これは月に二回のデトックスを自然な形で生活のなかに取り入れるための先人たちの智慧だったと言えます。自然で空気のような「治療よりも予防 予防よりも養生」と言えます。
ですから
日本は、昔からお月さまも健康維持のために味方につけた智慧が生かされていたと言えます。
アトピーに限らず方もダイエットの方も、その他高血糖、高血圧、高コレステロールなどの改善や予防、養生のために定期的に
小豆ごはん、玄米などの全穀物、昆布などの海藻、椎茸などのキノコ類、甘酒などの発酵食品などデトックス食事を取り入れておきましょう。

乾 康彦
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

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