*

アトピーの漢方と食事・・糖質制限ダイエット

公開日: : 最終更新日:2016/03/12 アトピー・湿疹など皮膚炎と食事, ダイエット

こんばんは、
鳥取で創業90年のイヌイ薬局で、アトピー性皮膚炎などの皮膚トラブルを食事や漢方のお薬,
スキンケアで根本的な改善のお手伝いをさせていただいている
アトピー性皮膚炎アドバイザーのコナン(conan)こと乾(いぬい)です。

3万件以上の相談から薬剤師がお肌のことを徹底的に考え開発したオールインワンゲルクリーム

私たちのイヌイ薬局(http://druginui.biz)
には毎年1000件以上のアトピーに悩む方が相談に来られます。

いつもは、その相談のなかで気がついたことを、
このブログで詳しくお伝えしていますが、
今日は最近話題の「糖質ダイエット」についてお伝えします。

アトピーの食事の養生としても、
ダイエット中の食養生としても「糖」については、注意が必要です。

糖質制限ダイエット ニュース

2月15日の朝、「糖質制限ダイエット」で有名な作家、桐山秀樹さんが
62歳という若さで心不全のためになくなったというお知らせがありました。

アトピーの方にとっても食養生は大切ですし、
ダイエットを目指す方にとっても糖質を減らすことは避けられないので、
今日は「糖質制限」について考えてみましょう。

「糖質制限ダイエット」の著書もある桐山氏の急死と
糖質制限の関係については、実際の食生活がわかる方は少ないでしょうから
「糖質制限」との関係についてはなんとも言えないとでしょう。

 

食養生の基本としての糖質制限

ところで、糖質はご飯、パン、麺などの主食にも菓子、デザート類にも当然含まれていて、
エネルギー源としては糖=>脂肪=>タンパク質
の順で消費されます。ので「糖」は一番最初に使われるエネルギー源です。

そして、もっとも簡単に消化吸収され、その結果血糖値が一番急激に上昇します。
その後、筋肉内にとりこまれて燃焼すれば体温が上昇しますので、
ケーキやアイスクリームなどの「糖」をたくさん摂取するとアトピーの方は痒みが増します。
また、「糖」のうち消費されなかた分は脂肪として蓄積されます。
つまるところ余った糖質は体脂肪の原料になるので、糖質を制限することはダイエットの基本となります。

つまるところ、アトピーの食養生にしても、ダイエットにしても、
やはり「糖」を不必要に摂取しないことが基本になります。

それぞれの食生活のなかで、糖質をどれだけ制限するか?
他の栄養素(脂肪やタンパク質)とのバランスをどう考えるか?

などを考慮してアトピーの食事やダイエット食の計画を立てる必要があります。

過ぎたるは及ばざるがごとし 危険な糖新生

ところが、行きすぎた糖質制限は危険です。

身体のエネルギーは主に血液中のブドウ糖なので、ブドウ糖の元である糖質が入ってこなくなると
身体は自分の体に蓄えられたグリコーゲンを消費しはじめますが、この蓄えはすぐに燃焼してしまいます。

すると今度は、筋肉などに蓄えたタンパク質を分解して糖をつくるようになる
「新糖生(トウシンセイ))」が始まります。

ここまで糖質をカットすると、おもしろいように体重が落ちはじめるのですが、
これは、筋肉が落ちるためです。

が、脂肪よりも筋肉の比重が重いので脂肪を落とす場合より体重は落ちやすくなります。

ところが、脂肪を燃焼させる組織は唯一筋肉のなかのミトコンドリアしかないので筋肉が減少し始めると、
どんどん「リバウンドしやすく痩せにくい体質」になってしまいます。

アトピーの方は、さらに綺麗な肌を作るためのタンパク質が不足してガサガサの肌になってしまいます。
特に、お肌の回復期には通常より大量で良質なタンパク質アミノ酸が必要とされます。

この、筋肉の減少を予防したり肌の再生をするには、
単純に「糖質」や「炭水化物」を抜けばいいというわけではなくその分、
良質なタンパク質をしっかり摂取することが必要になります。

正しい食養生「ダイエット」は「正しく食べる」こと

極端な糖質制限で、糖が体内に入ってこない状態が長く続くと、
肝臓が脂肪を分解してブドウ糖のかわりに使い始めます。(ケトン体といいます)

これで体脂肪が燃やされるのですが、このエネルギー代謝は特別に普段、
エネルギー源として糖質しか使っていない細胞が、
新たに脂肪を分解したケトン体を使います。

これは、あくまでもエネルギー源不足のピンチをしのぐ緊急手段なので、
体にやさしいとはいえなくて長期的には好ましくない状態です。
「糖」をある程度制限することは、さまざまな健康的メリットがあるのですが、
ただ糖質ならなんでもかんでもカットするということではなく、
「極力ゆっくり吸収される糖質」=低GIを選択し、どこまで制限するかが重要です。

アトピーの食事にしてもダイエットにしても
「糖」も毎食、一口(玄米)おにぎり2つくらいを目安に
代謝に最低限必要な糖質を確保しながら、良質のタンパク質を摂取しておきましょう。

大切なことはダイエットもアトピーも
「不要な糖もタンパク質も脂肪も溜めることなく
無駄な脂肪はそぎ落として、良質の筋肉や綺麗な素肌を維持する。」ことです。

糖質制限ダイエット まとめ

アトピーの食事の幼女うにしてもダイエットにしても
「糖質をカットすれば、ほかのものは好きなだけ食べていい」
というのは1日~2日の短期間が好ましく長期的には少し無茶な話で、
私たちが口にするどのようなものであっても、何らかの形でホルモンの分泌や体内の働きに影響します。

本来ダイエットとは、「正しく食べる。」こと♪
「正しく食べて。」自身の全身の細胞を常に柴胡の状態に保って、
正当なボディシェイプ、正当な美肌を維持することが「正当な美しさ」につながります。

 

バッテンマナちゃん

The following two tabs change content below.
乾 康彦

乾 康彦

国際中医専門員イヌイ薬局
1957年1月6日大阪生まれ 慶応義塾大学理学部数学家卒業。
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知をメールで受け取ることができます。

読者登録はコチラ

文字サイズの変更

標準 拡大
  • twitter
  • facebook
  • google
  • feedly
  • livedoor
  • rss
アトピー性皮膚炎と食事・・小豆

こんばんは、 鳥取で創業90年のイヌイ薬局で、アトピー性皮膚炎などの

アトピー跡は消える?消えない・・・肌は毎日生まれ変わっています

アトピー跡は消えるの?消えないの?・・・肌は毎日生まれ変わっています。

健康も金運もアップする「寒卵(カンタマゴ)」

今日はいいよ大寒で、一年で一番寒さが予想される日です。先週は、大寒を前

初売り2017年は新年のうれしいご報告

あけましておめでとうございます。 今年も1月2日の昨日から、イヌ

アトピーのお子さんのお誕生日ケーキって

あけまして、おめでとうございます。 昨年もたくさんの不妊症や皮膚