猛暑の対策は先手必勝・・・夏の養生保存版

 

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千年猛暑

 

食事や漢方のお薬やスキンケアで、アトピー性皮膚炎の根本的な改善のお手伝いをしているアトピー性皮膚炎アドバイザーのコナン(conan)こと乾(いぬい)です。
私たちのイヌイ薬局(http://http://druginui.biz/)には毎年1000件以上のアトピーの方が相談に来局されますが、その相談のなかで気がついたことを、このブログで詳しくお伝えしていますが、今日は夏の養生についてお伝えします。
季節に合わせた生活をすことは、アトピーの方に限らずどなたにも健康長寿のためにオススメします。すでに、8月7日に「立秋」を迎え暦のうえでは秋にむかいますが、実際はまだまだ暑い夏、特に今年は千年猛暑の様そうですが残る夏を元気に過ごしていただきたいブログです。

 

A夏の特徴

夏は陽気が旺盛なため、「暑さ」と「湿度」が高くなる季節なので「熱」と「湿気」をためないことが大切です。

夏を細かく分けると、中医学で夏に分類される二十四節気は

立夏(リッカ)は2016年5月5日、2017年5月5日ころ迎えますが、新緑が増え、いよいよ夏の気配が感じられる時期です。

小満(ショウマン)は2016年5月20日、2017年5月21日ころ迎えますが、陽気が盛んで農作物が徐々に成熟する時期です。

芒種(ボウシュ)は2016年6月5日、2017年6月5日ころ迎えますが、麦を刈り、稲を植える時期。梅雨に入り雨が多くなる時期。

夏至(ゲシ)は昼の長さが最も長く夜の長さが最も短い日。2016年6月21日、2017年6月21日ころ迎えます。

小暑(ショウショ)は日増しに暑くなる時期です。2016年7月7日、2017年7月7日ころ迎えます。

大暑(タイショ)は梅雨の後で湿度と温度が最も高くなる時期です。2016年7月22日、2017年7月24日ころ迎えます。

 

B夏によく見られる病気と症状

夏の時期に最も関係する邪気は「暑さ」で中医学では「暑邪(ショジャ)」といいます。

夏によく見られる病気と症状は

夏バテ、日射病、夏風邪、胃腸風邪、全身の倦怠感、息切れ、口渇、喉の渇き、尿量減少、手足の痺れ、筋肉痛、身体のだるさ、四肢の浮腫

などで、さらに最近では

冷房病として頭痛、肩こり、鼻の弱い人は鼻炎に、呼吸器の弱い人は喘息になりやすいなどの症状が見られます。特に冷房の風を受けると腰痛、坐骨神経痛、膀胱炎、生理不順の原因となることもあります。

 

また、夏場には皮膚病がよく見られますが、

あせも、汗による接触性皮膚炎、さらに発熱に伴う様々な突発性発疹、蕁麻疹、多形紅班

などは要注意です。

 

c夏の養生のポイント

夏の養生のポイントは「夏長」と言われ、中医学の基礎となる陰陽五行の考え方では

火―夏―熱―心―苦

などがキーワードです。
火や熱など「暑さ」による邪気の暑邪(ショジャ)を追いはらうため、夏は清補(セイホ)といって体内に溜まった熱を追い払うことがポイントになります。体内に熱がたまらなければ「夏ばて」になることもありません。
とくに、夏の3ヶ月の播秀(バンシュウ)と言われ

植物が茂り華やかな時期

とされています。

ですから、夏は陽気の旺盛な時期なので天地の気が互いに交わることによって万物は花が咲き実が実ります。

@万物の成長をさまたげないためにも、時分の大著のためにも睡眠時間は早寝早起きをしましょう。

@太陽を嫌わず、物事に怒らず過ごすことが大切です。

花が綺麗に咲き誇るがごとく陽気を外で発散し、発汗によって熱を散熱しましょう。さながら恋人に惹かれるように外に出るようにして、夏の旺盛な陽気に応ずることが養生の基本です。

そして、

@陽気を発散させよう=陽気発散(ヨウキハッサン):

夏は昼の時間が長いので、早起きによって陽気を発散できて精神状態を旺盛にしてくれます。

@からだを潤そう=益気生津(エッキショウシン):

夏は気温が高く大量に汗をかくので、体力と水分を損ない易いので、気と津液を補う益気生津の養生法

が夏の基本となります。

D、冬の病気は夏に治そう:冬病夏治

中医学では冬の時期に患いやすい慢性病や陽気不足からの病気は、夏の養生によって好転すると考えられています。特に慢性気管支炎や喘息は改善が顕著に現れるといわれ、気温が高く陽気が盛んな夏には、患者の陽気を充実させやすく、抵抗力を高めるのに最適な季節と言えます。暑い夏という季節や「暑邪(ショジャ)」をうまく利用しましょう。

@夏の養生対策

中医学では、夏は心(シン)を司ると言われている。心とは血液の循環を行うポンプとしての心臓と心としての精神的な働きの両方を意味しています。気持ちが高ぶると心臓の鼓動が早くなるように、「心」は精神とも強く深く繋がりがあると考えています。
夏の暑さは心臓に大きな負担となるので、過労を避け、心臓休ませることで夏を健康に過ごすことが大切です。

 

E,夏の食養生について

1少糖多茶

甘い食べ物は必要なものですが、夜9時を過ぎてから甘いチョコレートなどを食べないようにして、胃腸の負担を軽減しましょう。夏、麦茶を飲むのは昔からの知恵ですが、舌に歯の痕(舌痕)がある場合は冷たくした飲み物控えた方が良く、高齢者の体内水分量は60%以下なので、汗をかく夏場の高齢者は脱水症状になりやすいので気をつけましょう。

夏に心筋梗塞や脳梗塞が多いわけ

脱水症状に陥ると心臓の力が落ちるので、造血能力も落ちている高齢者は血液が凝縮されてドロドロ状態になってしまいます。血栓で血管が詰まることもあるので、真夏に心筋梗塞や脳梗塞が多発しやすくなります。中医学では心臓機能の低下を「心気不足(シンキブソク)」と呼び、高齢者の

夏場の心筋梗塞や脳梗塞の予防には、

こまめな水分の摂取は無論のこと、

「心気(シンキ)」を補う漢方薬を用いて、心臓の力を活発にして、きれいな血液をたくさん作るように心がけましょう。

田七人参、鶏血藤、ヨクイニン、陳皮などのお茶がおすすめです。

 

2野菜中心の食事を心がけましょう

夏場の食事については、胃腸の負担を減らして、血液循環と利尿作用を促す食材として

緑黄色野菜やしいたけ、キクラゲ、昆布、玉ネギ、ニンニク、熱を発散させるニガウリ(ゴーヤ)、トマト、セロリ、スイカ、冬瓜

などを多くとることです。

特に、熱を覚まし利尿作用でむくみを取るスイカは天然の白虎湯(ビャッコトウ)と呼ばれるほど熱をさますので、中国では夏の暑い時期によく食べられています。また、食事の偏りをなくし、肉類、チーズなど脂っこいものや塩分を避けカニ、エビ、ホタテ、豆類や野菜などを豊富に食べておきましょう。

3五味五色の食材では苦みと赤い食品

夏には

赤い食品、

苦い食品

が心臓に良い食材なのでおすすめです。

赤い食材としては

スイカ、あずき、レバー、トマト、リンゴ、イチゴ、うなぎ。

苦い食材としては

ニガウリ、さんま、魚のワタ、緑茶、セロリ、パセリ、みょうが、シソなど。

 

4漢方養生

漢方をつかっての養生について

熱をとるなら

板藍根(バンランコン:藍染の藍の根)、蓮子心(蓮の種子の胚芽部分)、五行草、五味消毒飲、菊花

などの生薬がお茶類がおすすめです。とくに、菊花のお茶は中国でも日常的に良く飲まれています。

夏バテ対策なら

麦味参(バクミサン)、晶三仙などの漢方がおすすめです。特に熱中症、日射病の予防には麦味参(バクミサン)がおすすめです。

胃腸を守るには

勝湿顆粒(ショウシツカリュー)、香砂六君子湯(コウシャリックンシトウ)、ヨクイニン、

等がおすすめです。とくに、勝湿顆粒(ショウシツカリュー)は胃腸の雑菌も抑制してくれうので生物を食べるときに食中毒の予防にもなり便利です。

 

C生活養生

夏を元気にのりきるために生活のなかで留意したいことは

1  規則正しい生活

まず

睡眠を十分に取り、体力回復に努め疲労をため込まないようにしましょう。良質で十分な睡眠はおくすりのように効果的です。

冷房の効きすぎた部屋に長時間いることを避ける。ストレスを溜めないよう発散に努める。寝る前にシャワーではなく湯船につかって、心身ともにリフレッシュすること。また、ストレッチ運動などで血液循環を良くすること。

 

2、運動養生

そして、やはり暑い時期は冷房は体表の汗腺を閉じてしまい、暑い室外に出たときに陽気を発散できなくなり、体内に熱がこもりやすくなってしまいます。その結果、夏ばてなどに見られる様々な不調が起こりやすくなってしまいます。
夏の養生法の1つとして、朝晩の涼しい時間帯に散歩やストレッチ運動など軽い運動すると心臓を丈夫にする手助けとなります。

暑い時期に体調を維持できたとしても、秋になって乾燥が進むと乾いた咳が出るなどの症状が出ることがあり、これは夏の疲れの影響なので夏の疲れはなるべく身体にのこさないようにしましょう。

 

まとめ

1夏は「暑さと湿気」に注意

2「熱」と「湿気」をためこまないこと。食事は「赤」と「苦み」

3ありあまる「陽気」を発散するため、早寝早起きで散歩しましょう。

4冷えや痛みなど冬の病気は夏に治しましょう

 

bakumisankaryu

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乾 康彦

乾 康彦

国際中医専門員イヌイ薬局
1957年1月6日大阪生まれ 慶応義塾大学理学部数学家卒業。
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

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