*

アトピーの食事と漢方・・五月病・情緒不安定な春の養生

こんばんは

3万件以上の相談から薬剤師がお肌のことを徹底的に考え開発したオールインワンゲルクリーム

鳥取で創業91年を迎える薬局で漢方相談専門の薬局を営む国際中医専門員の乾 康彦です。

今回は、ストレスでアトピー性皮膚炎が悪化することも多いともいますが、春は五月病や環境の変化が多くストレスに対して不安定な時期。

症状が悪化する前に、「こころとからだに優しい食材」で症状の悪化を防ぎましょう。

IMG_4934

中医学では、おくすりを使って難しい病気を治すお医者さんより、食事で病気を未然に防ぐ

お医者さんを「食医」として位が高いと考ます。家族の健康を考える皆様が、大切なご家族の「食医」として日々の食事を中医学から考えるお役にたてれば幸いです。

 

 

*健康を支える五つの味

中医学では食材を

酸(サン、すっぱい味)

苦(ク、苦い味)

甘(カン、あまい味)

辛(シン、からい味)

鹹(ジン、しおからい味)

の5つの味にわけて考えます。それぞれの味が持つ性質を簡単に説明すると

酸味は

肝(肝臓)に働きかけ、身体を引き締めて、汗や尿など漏れを防いでくれます。
苦味は

心(心臓)に働きかけ、身体の余分な熱を抑える性質があります。甘味は

 

甘味は

消化器の脾胃に働きかけ、身体を弛緩させて緊張をほぐしてくれる性質を持ちます。
辛味は

肺に働き、発散させる性質があるので、寒さて身体が冷えた時など身体をあたためて発散させましょう。

塩辛いという意味の鹹は

腎(腎臓)にはたらきかけ、物を柔らかくしてくれる働きがあり腫れものや腫瘍などを柔らかく散らしてくれます。(軟堅散腫)

 

*春は「肝」の季節酸味を少し

4月も、穀物にとって恵みの雨が降りはじめる「穀雨」をすぎ連休の方も多いことでしょう。こんな、春の時期は伸び行く木々の枝のように今までねむっていた「肝」が目をさまします。「肝」は情志を司るため、「五月病」に代表されるような精神的に不安定な状態が現れやすくなります。

酢の物や

梅干しや

かんきつ類

など酸味のものは、肝に働きかけ自律神経を整えてストレスを和らげてくれるでしょう。

また、

かんきつ類、

ジャスミン茶、

ミント

などの食材はその強い香が直接脳に働きかけイライラを抑えてくれます。イライラしはじめたらジャスミンやミントなど香りの強いお茶や入浴剤で軽いうちに晴らしましょう。ストレスが溜まって「肝」を傷めると、

・いらいつきが激しく朝からイライラムカムカ当たったり

・胸や脇腹が張って痛んだり、

などの症状が現れます。

「イライラ」と「張り」

は肝が傷んできた大切な「からだからのサイン」です。

こんな症状が激しい時には、「肝」を補いハッカなどで気の巡りを助ける「逍遥丸(ショウヨウガン)」など漢方のお薬の助けを借りて「張り」や「イライラ」を鎮めるのも一手です。

春に多い、「五月病」「イライラ」「張ったような痛み」は「酸味」と「香」が大切なキーワードです。

そして、夏も近づく八十八夜を過ぎ「端午の節句」そして、「立夏」を迎えるころには夏に向けて「心」を鎮める

苦瓜、

ふきのとう、

タラの芽、

セロリ、

緑茶

などで身体にこもる不要な熱を鎮めて「心」を暑さから守ると「熱中症」の予防になります。ただ、ふきのとう、タラの芽、そら豆などは食べ過ぎると日光を吸収しやすく日に焼けしやすくなります。欲張らず焦らす、毎日少しづつコツコツ摂取しましょう。また、日航過敏の方はご注意ください。

「酸味」の食材「苦味の食材」とも食卓でみかけることが少なくなりましたが、ひとりひとりの体質、気候の変化に合わせて日々コツコツと召し上がってください。

*まとめ

今日は、中医学の五味と合わせて春に多い「情緒不安」についてご紹介させていただきました。精神が安定していてストレスに左右されなければ、アトピーやニキビなどの肌トラブルも安定しやすくなります。

今月のお話しが、少しでも読者の皆さまのお役にたって、皆さまと皆さまにとって大切な方々が、圧倒的に健やかで、心穏やかな日々を過ごせること、心から願っています。

株式会社イヌイ 中医薬膳漢方研究所

代表  乾 康彦

The following two tabs change content below.
乾 康彦

乾 康彦

国際中医専門員イヌイ薬局
1957年1月6日大阪生まれ 慶応義塾大学理学部数学家卒業。
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存
  • LINEで送る
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知をメールで受け取ることができます。

読者登録はコチラ

文字サイズの変更

標準 拡大
  • twitter
  • facebook
  • google
  • feedly
  • livedoor
  • rss
現代人に不足しがちなオメガ3について ダイエットだけではなく、お肌の潤いを守ります!

こんにちは、イヌイ薬局の藤田です! 今日は油のお話を少し…♬ &n

グルテンフリー ふわふわシフォンケーキ (養麗卵レシピ) 

こんにちは、イヌイ薬局の藤田です! これから少しずつ、養麗卵を使った

長年の冷えのお悩みを解消するためには・・・

寒い日が増えてきましたね。これから寒い冬が本格的にやってきますが

秋に出やすい咳・便秘は空気の乾燥から!?

皆さん、こんにちは。イヌイ薬局の大谷です。 秋分の日も過ぎて、本

秋にオススメ百合根粥・・続あなたのために辰巳芳子先生のレシピから

 こんばんは 今年は「秋分」を迎え朝夕すっかり秋めいてきました。