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不妊症の食事と漢方・・・生理痛はないのが当たり前②

3万件以上の相談から薬剤師がお肌のことを徹底的に考え開発したオールインワンゲルクリーム

棗の木

暑かったことしの夏も、「立秋」を過ぎ来月の14日には「中秋の名月」を迎えます。地球の約80%は海で、月の影響を受け潮の干満を迎えます。私たちの身体も80%が水分でできていることもあって、女性の生理のリズムも、月の影響を受けると考えられますが、生理期、卵胞期、排卵期、黄体期はそれぞれ意味を持っています。生理自体は妊娠出産のための機能と考えられがちですが、順調な生理は女性本来が持つ健やかな美しさを引き出してくれます。高齢不妊などと言われる40歳以上の不妊症の相談をいただくなかで、多くの女性の悩みが良質の卵が採取できないこと。ですが、不思議なことにいつもお肌が潤い整ってくると卵の質も向上してご妊娠にいたることが多々あります。生殖期に入った、小鳥のさえずりが心地よく響くのと同じように生殖能力に比例して女性としての魅力も向上するようです。

妊娠を望む望まないに限らず、生理周期を整えて生殖能力を高めることで女性としての魅力を高馬手頂きたいと思います。今日は、それぞれの生理周期の持つ意味をお伝えします。

 

生理期の意味と食事と漢方

この時期は、不要になって剥がれ落ちた子宮内膜を排泄する時期です。ですから、子宮にとっては「排泄」の時期と考えることができます。この時期、大切なことは月経血を完全に排泄することです。不要な内膜が子宮内に残ると、子宮内の血液の流れが悪くなり、月経血にレバー状の塊がみられたり、刺すような生理痛や子宮内膜症、子宮筋腫の原因になったり、豊かで柔らかい子宮内膜の形成が阻害されたりします。不要な子宮内膜をしっかり「排泄」するために、豊富な血液がめぐっていることが大切です。

積極的にたべていただきたい食材は、

棗(なつめ)、卵、生姜、ニンニク、葱

などで、お薬では

紅花(コウカ=ベニ花)、丹参(タンジン)など主薬の冠元顆粒た

当帰(トウキ)が主役の婦宝当帰膠

などの生薬や処方ですです。

また、衣服は身体を冷やさないようこころがけて、冷たい食べ物オを極力控えましょう。

 

卵胞期の意味と食事と漢方

この時期は、卵子を静かに育てる時期になります。中医学では受精前の卵子を陰の性質をもっていると考えているので、卵子をしっかり育てるには静かな環境で、豊富な血液と身体を潤す食材が必要です。

この時期積極的に摂取していただきたい食材としては、

卵、大豆、ホウレンソウ、小松菜、雑穀類、冬瓜、スッポン、くるみ、棗

などでおくすりとしては

当帰(トウキ)、地黄(ジオウ)、を主薬とした婦宝当帰膠や

亀板(キバン=亀の甲羅)、ベッコウ(スッポンの甲羅)などが主役の亀鹿仙、

などの生薬や処方です。

この時期、卵子が育つ時間は22時~3時なので遅くとも12時前には就寝しましょう。

 

そして、排卵期について

この時期は、成熟した卵が排出される時期なので「気血」の充実が必要です。

理想的な排卵は、低温期から高温期まで3日くらいで、体温の差が0.3℃くらいです

また、個人差がありますが良質な卵子だと、透明で粘り気の強いオリモノが排出されます。

この時期に、積極的に摂取していただきたい食材は、

クコの実、レバー、香の良いハーブティ、かんきつ類、春菊、セロリ

などで、おくすりとしては

丹参(タンジン)、当帰(トウキ)、紅花(コウカ=ベニ花)

などなので婦宝当帰膠や冠元顆粒などの生薬や処方です。

生活の中では散歩やストレッチ、ヨガなどで身体を動かし「気血」の流れを良くするとスムーズに排卵させやすくなります。

 

 

黄体期の意味と食事と漢方

排卵のあとは、受精卵が着床しやすい柔らかくてフカフカな子宮内膜を増殖させる時期です。豊かな子宮内膜の維持のためには、良質で豊富な血液が必要です。黄体期の子宮内膜は9~12mmくらいの厚さが理想ですが、血液が少ないと内膜が十分に増殖しないため月経血が減少したり、血液の流れが悪いと子宮内膜症や筋腫の原因になってしまいます。

この時期に積極的に摂取していただきたい食材としては、

棗(ナツメ)、ゴマ、ニンニク、山芋などで、お薬としては

当帰、人参、地黄、山薬を主役とした参茸補血丸

などの生薬や処方です。日常生活のなかでも子宮を冷やさない

ことが大切で、冷たい飲み物を避け下半身が冷えない着衣でお過ごしください。

 

順調な生理周期を整えるためにオススメの棗(ナツメ)のデザート

 

棗は、一日三食、終生不顕老(一日に3つナツメをたべると一生老けない。)」ということわざがあります。中医学では、補中益気、養血安神、といって胃腸機能を高め、血液を補うことで精神的にも落ち着き安眠に導くとされています。

 

冷えと疲れをとる

大棗の甘露煮

A乾燥した棗・・20個(約100g)

B水・・・・・・3カップ

C赤ワイン・・・1カップ

D黒砂糖・・・・100g

作り方

  • 、A棗は水に一晩つける
  • 、①を汁ごと入れて弱目の中火にかける。45~50分ほどはしでつまんで仲が柔らかくなるまで煮る。
  • C赤ワインとD砂糖を加えて、煮汁が大棗の半分くらいになったら火を止め祖熱をとったら出来上がり。

棗(ナツメ)は胃腸を守って血を増や酢作用がありあ、お薬としても良く使われます。血液が増えると肌がピンクになりますが、写真撮影するとピンクは色白にみせてくれますので、撮影の多いモデルさん達のオヤツとしても愛用されているようです。疲れやすい方、貧血気味の方、胃腸の弱い方は普段から常用ください。

食べ物通信 10月号連載中  こころとカラダに優しい食事と漢方

 

 

 

 

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乾 康彦

乾 康彦

国際中医専門員イヌイ薬局
1957年1月6日大阪生まれ 慶応義塾大学理学部数学家卒業。
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

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