不妊症の中国研修日記・・・良い卵子をつくるには

6月のはじめに、湿度がずいぶん上昇して、今年のはやい梅雨が予想されるなか、諸葛孔明の故郷の中国は山東省に向かいました。

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こんばんは、イヌイ薬局の乾です。

おかげさまで、イヌイ薬局は今年の6月で創業93周年を迎えることになります。そのなかでも、私たちイヌイ薬局は特に婦人科と皮膚科については力をいれていて、毎年漢方の生まれ故郷の中国で中医学を専門的に学ぶことのできる中医薬大学で研修を受けさせていただいています。今年は、とても駆け足だったのですが、6月3日から山東省(サントウショウ)にある山東中医薬大学にお世話になりました。

中医薬大学の診察風景

山東中医薬大学では、不妊症をはじめとする婦人科について教わりました。内容はといえば、勿論講義もあるのですが中医師の先生方が実際に診察される現場に立ち会わせていただいて診察の風景や処方を拝見させていただいています。中国も徐々に個人情報などに気遣う方々も増えてきましたが、診察中に順番待ちの患者さんが一緒に診察室に入っているのが一般的です。今回おせわになった孫(ソン)先生は、現在の中国でも不妊症では屈指の人気を誇る先生で、私たちの研修中も午前中だけで120人位の診察をこなされます。麻は八時まえから診察されますが、診察室が狭いので順番待ちの患者さん達であふれかえっています。そんな状態で診察をされるので、診察の内容は沢山の順番待ちの方々にまる聞こえ状態です。日本では考えられない光景ですね。

 

中国の不妊事情・・良い卵子をつくるには

そして、多くの女性の患者さん達の悩みといえば

PCOS(多膿疱性卵巣症候群)、POF(卵巣早衰)、子宮筋腫、卵巣嚢腫

などほぼ日本と同じ悩みの患者さん達が津波のようにおしよせていました。中国も、最近「一人っ子政策」が解禁され、40代の高齢の方々が第二子、第三子を求められていて、これから当分患者さんであふれかえる予感です。

高齢の方にとっての問題点は「卵子」が老化しやすい事が多いのですが、中医学では、薬で病気を治すより、食事で病気を未然に防ぐ(未病先防)の考え方を大切にしています。

また、「薬食同源」の考え方から、

「良い卵子をつくるには良い卵をたべること。」

なので、低温期(卵胞期)には白身を中心に卵を毎日8個たべることをすすめておられました。さらに、

「卵子の成長する時刻は午後22時から午前3時。」

なので、中国女性も就寝時間が遅い方が急激に増え「良質の卵子」を作りにくい環境のようです。今回の研修でも、沢山の患者さんが押し寄せる中、お一人づつ丁寧に食事や睡眠のことを説明されている孫先生の姿が印象的でした。

 

不妊症も「治療よりも予防、予防よりも養生」

女性のからだや心の悩みはとても深刻にみえますが、その原因は食生活や食習慣にあることが大半です。「食」と「生活習慣」が大切な役目を果たしています。私たちも、日々の習慣を少し見直すだけで、健やかで心穏やかな日々を過ごすことができます。そんな、情報を毎月イヌイ薬局宮長店、イヌイ薬局郡家中央店、くすりのイヌイ大丸店で行う「まごころセミナー」でお伝えしています。お近くの方は、是非気軽にご参加ください。93年目を迎えたイヌイ薬局が、これからも皆さんと皆さんにとって大切な方々の健康を

「治療よりも予防 予防よりも養生」

でお手伝いさせていただきます。

不妊症について、詳しい内容は後日upさせていただきます。

 

以下は、山東中医薬大学のホームページで、日本中医薬研究会の不妊症プロジェクトが訪問したことを取り上げてくださいました。

 

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乾 康彦

乾 康彦

国際中医専門員イヌイ薬局
1957年1月6日大阪生まれ 慶応義塾大学理学部数学家卒業。
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

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