アトピーと漢方 大切な身体のサイン『体臭・口臭』

おはようございます。イヌイ薬局の乾康彦です。

3万件以上の相談から薬剤師がお肌のことを徹底的に考え開発したオールインワンゲルクリーム

西安中医学院の校門にて

 

本日は店頭での漢方のご相談から

『口臭・体臭』についてのお話です。

 

 

小さなお子さんの口臭・体臭

12歳の女の子が4歳のころから舌の苔が厚くなりはじめ、口臭がはじまった。
歯科医院のすすめでタンクリーナーで舌を磨くけれど、取っても取ってもキレイにならない。

年齢を重ねるとともに、体臭が増してきて、耳垢も
ドロドロの粘性に。

手足も夏の汗の季節には「水泡」ができて皮が剥け、かゆみはほとんどない。

これから思春期に向かって心配でたまらないとのことで、ご相談に来られました。

痰湿(タンシツ)=からだのゴミ

 

さまざまなつらい症状がありますが、漢方の基礎となる中医学で考えると

舌の苔

体臭がにおう

耳垢が粘る

手足のかゆみのない水泡=汗泡(カンポウ)

上記4つの症状は、同じ

痰湿(タンシツ)=からだのゴミ

と考えられます。

 

からだにとって不要なゴミを排泄すること

このことを中医学では

化痰利湿(ケタンリシツ)といいます。

おくすりでは

寫火利湿顆粒(シャカリシツカリュウ)

晶三仙(ショウサンセン)

などを使います。

 

食事は、濃厚な食事や甘いお菓子を避けて

玄米・ソバなどの全粒粉の穀物や出しは浸し昆布と野菜や果物を中心に養生して

うまく身体のゴミが解消されると

 

症状はいろいろですが、これらのおくすりと養生ですべてが解決する可能性があります。

 

異病同治(いびょうどうち)

このように、違う症状や病気にも同じ漢方のおくすりが

使って直せることを

異病同治(イビョウドウチ)

と呼んでいます。

 

よく、ご相談のときに

「漢方って高いんでしょ?」

と聞かれますが、同じお薬で4つの

症状が治る異病同治(イビョウドウチ)は

漢方薬のお得な一面かもしれません。

 

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乾 康彦

乾 康彦

国際中医専門員イヌイ薬局
1957年1月6日大阪生まれ 慶応義塾大学理学部数学家卒業。
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

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