排卵障害について

3万件以上の相談から薬剤師がお肌のことを徹底的に考え開発したオールインワンゲルクリーム

こんにちは、イヌイ薬局の乾康彦です。イヌイ薬局ではたくさんの不妊でお悩みの患者様がいらっしゃいます。

一言で不妊、と言っても原因はさまざまで本日はそのうちの一つ、排卵障害についてのお話です。

 

排卵障害

毎月定期的におこる排卵が何等かの原因で障害されて不規則になってしまう状態のことです。

原因はおおきくわけて1卵に原因がある場合と 2卵管や卵管采に原因がある場合が考えられます。

原因に応じて排卵障害には2つの生理周期のタイプがあり、月経の間隔が数ヶ月に1回

(場合によっては、年に1~2回)と長くなる場合や、不正出血が断続的に続き、どれが月経がわからない等、

いづれの場合も、正常な排卵がおきていないということが、この病気の本態です。

若い女性の2~3割に認められるほど、悩んでいらっしゃる方が多いのが排卵障害です。

 

 

 ~気をつけたいダイエットが原因の排卵障害~

若い人に特に多くみられるダイエットによる排卵障害は、 治療が非常に困難です。

急激な体重を減らすダイエットはカラダに非常に危険な ことです。

急激な体重減だけでなく、逆に急激な体重増 加も排卵障害の原因となります。注意して下さいね。

 

 

 

排卵障害の原因と症状

排卵障害の症状は、正しく月経(生理)が来ているかどうか。月経の周期が2〜3ヶ月に 1度になっていたり、

ずっと不正出血が続いて、どれが生理かわからないといった症状が見られることもあります。

 

~排卵障害の原因別の症状~

■高プロラクチン血症

「プロラクチン」は、出産後の母乳の分泌を促すホルモンですが、妊娠や出産とは関係なくプロラクチンが過剰に分泌されると、子宮内膜が増殖しにくくなったり排卵を障害してしまいます。

中医学では、肝の働きを滑らかにするなどしてプロラクチンの異常な分泌を改善します。

高プロラクチン血症の漢方についてくわしくは

漢方で考えるプロラクチンと二人目不妊の改善  乾康彦 著 ¥120 

■卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌低下

脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体ホルモン(PR)によって排卵はコントロールされています。それらのホルモン分泌のバランスが崩れたり十分でなかったりすると、卵胞が正常に育つことができずに、

排卵できない状態となり、正常な周期の生理が来なくなります。

中医学では、生殖能力を司る腎を補い血流の改善することで、性腺軸の改善を考えます。

 

■多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)

PCOS(Polycystic ovary syndrome)

卵巣の表面に小さな卵胞がいくつもできてしまうことで、ある程度まで育つものの成熟できずに、排卵できないという病気です。結果、男性ホルモンの分泌が過多になって卵巣の表面が固くなり、卵子が外に飛び出すことができずに無排卵と なり、正常な生理が来潮しなくなります。

中医学では、血流の改善などで身体の老廃物や不要な卵胞を取り除き正常な卵の成長を促します。店頭でも、中国でもPCOSに悩む女性が増えています。が、食養生とともに周期調整法で正常な生理周期を取り戻す方が増えています。整理が不順なだけではなく、

ニキビ、多毛、口ヒゲ、低い声、オリモノ臭

など女性を悩ませる症状を伴うことがあります。

妊娠希望される方、とにかくPCOSの解消を希望される方、詳しくは電子書籍

漢方で考える不妊症 PCOS多膿胞性症候群 Kindle版

乾康彦・乾マリコ 共著  ¥118

参照下さい。

■黄体化非破裂卵胞症候群、黄体未破裂卵胞症候群

(Lutenilyzed Unluptured Follicles)

排卵していないのに、卵の中に黄体ができてそのまま黄体ホルモンと化してしまう症状で、黄体化未破裂 卵胞症状ともいいます。

この症状は繰り返すこともあり、その場合は子宮内膜症などの検査が必要な場合もあります。

中医学では血流を改善して、未破裂卵胞の卵胞膜を柔らかく破裂しやすいものに改善を考えます。

 

■卵巣早衰、早期卵巣不全、早発閉経(POF)

一般的な閉経よりも早く生理が40代で止まってしまうのが症状です。

原子卵胞の減少、放射線や化学療法によるガンの治療が原因となることが多いので注意が必要です。

中医学では聖書機能を司る腎を補ったり、血流を改善することで対処します。

 

■卵管癒着・卵管閉塞・卵管菜機能不全

卵管や卵管菜そのものが癒着などにより閉塞していたり卵管菜が機能しないため排卵ができないことによる 排卵障害です。

完全に癒着していたり閉塞している場合やキャッチアップができない場合には、自然妊娠が 難しいため体外受精、

顕微受精などの方法で妊娠を考えます。中医学では、血流の改善によって癒着や卵管菜の不全を補います。

 

■肥満・太り過ぎ

太りすぎると内臓脂肪が肥大化し、ホルモンバランスが崩れ、排卵障害が起き、前述の多膿胞性卵巣症候群(PCOS)を発症しやすくなります。

 

■痩せ過ぎ

体重と排卵の関係性は深く、強度のストレスや無理なダイエットが原因で極端に体重が減ると、生理不順に なり、

放っておくと排卵自体がなくなり無排卵となってしまう可能性があります。

適度な体重を保つことを心がけましょう。

*上記の症状が見られたら、基礎体温(BBT)をつけましょう。

排卵障害かどうか、またはどのタイプの排卵障害なのかを判断する基準になります。

 

~基礎体温 2相性とは~

正常な排卵が行われている健康な女性では、基礎体温は、生理周期内で排卵日を境目に

「低温期」と「高温期」に分かれています。 このことを2相性といいます。

 

まとめ

まずはご自身の状態を知ることが、不妊治療の第一歩です。

お一人で悩まずに、どうかご相談ください。

 

イヌイ薬局ではご相談も承っております。

私たちは約3万件の漢方相談をいただき、その多くの方のお悩みを改善してきました。

来店していただき直接ご相談をいただけるのが一番嬉しいのですが、

鳥取は遠いという方はホームページよりご相談いただくことでもできます

こちらから http://www.druginui.jp/category/1869797.html

The following two tabs change content below.
乾 康彦

乾 康彦

国際中医専門員イヌイ薬局
1957年1月6日大阪生まれ 慶応義塾大学理学部数学家卒業。
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket