NHKためしてがってん・・アマニ油・えごま油・アザラシの油

3万件以上の相談から薬剤師がお肌のことを徹底的に考え開発したオールインワンゲルクリーム

 

こんばんは

鳥取で創業90年のイヌイ薬局で、アトピー性皮膚炎などの皮膚トラブルを食事や漢方のお薬,スキンケアで根本的な改善のお手伝いしている、国際中医師(国際中医専門員)のコナン(conan)こと乾(いぬい)です。

私たちのイヌイ薬局(http://druginui.biz/)には毎年1000件以上のアトピーなど皮膚トラブルに悩む方が相談に来局されます。
いつもは、その相談のなかで気がついたことを、このブログで詳しくお伝えしていますが、今日は昨日

NHKためしてがってん

で話題のアマニ油・エゴマ油、アザラシの油についてお話します。アトピー性皮膚炎など炎症のあるかたにもおすすめです。

〇目次

・アマニ油、えごま油、アザラシの油・・・オメガ3

・オメガ3とオメガ6の油

・アマニ油・エゴマ油のオメガ3が注目されるわけ

・まとめ

 

〇アマニ油、えごま油、アザラシの油・・オメガ3

まずに油については、以下の4タイプに分類されます。

1バターや牛肉などの脂肪酸で飽和脂肪酸と呼ばれる油

2オリーブオイルなどのオメガ9脂肪酸の油

3アマニ油、えごま油、アザラシ油などのオメガ3系脂肪酸の油

4マーガリン、コーン油、大豆油、動物性脂肪酸などのオメガ6系脂肪酸の油

に分けられます。このなかで3のオメガ3系と4のオメガ6系の脂肪酸は身体の中で作ることができない脂肪酸なので、

必須脂肪酸

と呼ばれ毎日の食事から摂取する必要があります。

そして、身体のなかでオメガ3の脂肪酸とオメガ6の脂肪酸のはたらきは、ちょうど、車のブレーキとアクセルのように

・オメガ3(αリノレン酸)の油はブレーキの役割・・・アレルギー抑制、炎症抑制、血管拡張。
・オメガ6(リノール酸)の油はアクセルの役割・・・アレルギー促進、炎症促進、血管凝固。

の役目を果たします。身体の中ではオメガ3の油とオメガ6の油が拮抗して働きます。最近の日本人の食生活の中では、アクセル役のオメガ6の脂肪酸の比率が高まり、魚の食生活の減少もあってブレーキ役のオメガ3系の脂肪酸の比率が減っています。ハンバーガー、フライドポテト、ファーストフード、カップラーメン、スナック菓子、カレー、ドレッシング、マヨネーズなど欧米化した食事ではオメガ6の油が多く口に入ってしまいます。店頭でいただく相談のなかでもアトピー性皮膚炎などの原因もこんな食習慣にあると思われます。アクセル役のオメガ6も身体には必要な油ですが、上述のように放っておくとオメガ6ばかりを摂取してしまう最近の食環境です。ですから、漢方のお薬と並行して、これらオメガ6が多い食材を減らしす食養生を守るようにしていただいています。

アトピー性皮膚炎など皮膚炎についての食養生について詳しくは以下のブログ参照下さい。

アトピー・湿疹の食事で大切な5つのポイント(保存版)

を参照下さい。

 

実際の食生活では、一価の不飽和脂肪酸と呼ばれるオリーブオイルを中心に、オメガ3(Ω3)系統の油をうまく使いましょう。

オメガ6の油が多ければ身体機能は亢進し、オメガ3の油が多ければ身体機能は安定しやすくなります。
代表的なオメガ6は、サラダ油やベニバナ油に多く含まれるリノール酸で、オメガ3の代表はえごま油や亜麻仁油(あまにゆ)に多く含まれるαーリノレン酸です。番組では、アザラシの油が紹介されていましたが日本ではなかなか手にはいりにくいので手軽にお求めやすいアマニ油やえごま油がおすすめです。

一日の油の摂取量は50gが理想と言われていますが、このうち5~10g以上はオメガ3のαーリノレン酸を摂ることが健康のためには望ましいといわれています。

〇オメガ3とオメガ6の油

オメガ3の摂取が少なくなり、オメガ6の摂取が増えたといってもオメガ6も身体にとっては、大切な必須脂肪酸です。大切なのはブレーキ役のオメガ3とアクセル役のオメガ6の比率で、一般的に

オメガ3:オメガ6=1:2

の比率が良いとされています。番組でも紹介されていましたが、現代のようにオメガ6が多すぎると血液が固まりやすくなって心筋梗塞などのリスクや皮膚炎などのリスクが増えます。逆にオメガ3が多すぎると血液が凝固しにくくなって出血が止まらなくなったりしてしまいます。いずれにしても両者のバランスが大切ということになります。

 

〇アマニ油・エゴマ油のオメガ3が注目されるわけ

オメガ3の油については、

中性脂肪の合成を抑える効果や、

代謝を上げる効果も期待できる

ということで注目されていて、番組でも、小さじ1杯のアマニ油を1か月摂取してもらうと体重が減少したり、コレステロールの値が改善するという結果だったようです。

ただオメガ3の脂肪酸は、冷たい水の中に住む魚の油やアザラシ油、植物ではえごま油やアマニ油などに多く含まれていて熱に弱く酸化しやすいので加熱調理にはむきません。揚げ物や炒め物などのご使用はお控えください。
また、光にも弱いので保管は冷蔵庫などの冷暗所が好ましく、開封後は1か月をめやすに、なるべく早めに使い切ることが大切です。

アマニ油のお求めは

http://karada-ni-iimono.com/?mode=grp&gid=1471882&page=3

〇まとめ

油のなかでオメガ3とオメガ6はブレーキとアクセルの拮抗作用を持ち、

オメガ3はブレーキ役で血液の凝固を防ぎ、炎症を抑制します。

オメガ6はアクセル役で血液を凝固させ、炎症を促進します。

そして、オメガ3とオメガ6は比率が大切でオメガ3:オメガ6=1:2

が理想と言われています。

不足がちなオメガ3の脂肪酸は、熱と光に弱いのでドレッシングなどの利用がおすすめで、加熱調理や避け冷暗所の保存がおすすめです。

 

 

 

The following two tabs change content below.
乾 康彦

乾 康彦

国際中医専門員イヌイ薬局
1957年1月6日大阪生まれ 慶応義塾大学理学部数学家卒業。
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket