アトピーとスキンケア「色々な保湿剤」

11月3日ブログ画像

3万件以上の相談から薬剤師がお肌のことを徹底的に考え開発したオールインワンゲルクリーム

皆さん、こんばんは。
イヌイ薬局・アトピー性皮膚炎アドバイザー・社長の 乾康彦です。

3連休いかがお過ごしでしたでしょうか。
私のお店では、のど風邪と乾燥肌のお客様のご来店が多かったです。

この時期、店頭での相談でよく「保湿剤はどれを選んだらいいの?」
とよく聞かれます。

今日はアトピー肌の乾燥と保湿剤について。

アトピーの方のお肌は乾燥しやすい?

アトピー性皮膚炎の方は、本質的にはお肌が乾燥していますので、
アトピーの方々にとってスキンケアのなかでもとりわけ保湿は大切です。

よく、皮膚患部がジュクジュクの方の場合、
身体のなかの不要な水分などがたまっていることが多いので
お薬で不要な水分などを排泄して、ジュクジュクの症状(浸出液)をなくします。
漢方ではこういう時は化痰利湿剤(ケタンリシツザイ)というお薬を使います。

ジュクジュクや肌の赤みが消えると、かゆみも少し楽になるのですが、
同時に皆さんが思い出したように「乾燥感」を訴えてきます。

皮膚の相談を始めたばかりの頃、
「赤みやジュクジュクが引いたらさぞ喜んで頂けるもの」と思っていたのですが、
ほとんどの方が同じように手放しで喜んでは頂けず、
強い「乾燥感」を訴えられたことからも、
アトピーの方々が根本的に皮膚の乾燥しやすい状態と実感しました。

アトピーの方にとって「保湿」を中心としたスキンケアはとても大切です!

保湿剤にもいろんな種類があります

保湿剤にもいろいろありますが、病院や薬局などでよく使われるものでは、

プロペト、サンホワイト、パスタロン(ソフト)、ケラチナミン、ヒルドイド

などがあります。

①プロペトやサンホワイトはワセリンと呼ばれる石油から作られたクリームのお薬で保湿というより、皮膚の保護に適しています。

お話を戻して、白色ワセリンなどのワセリン製剤は石油から作られるのですが、
これらの違いはプロペトもサンホワイトも白色ワセリンで同じ成分ではありますが、
石油の精製度が白色ワセリン<プロペト<サンホワイトの順で精製度が高くなります。

保湿の効果はさほどかわらないのですが、肌への刺激は一般的に精製度が高いほど少なくなります。
またアトピーでこれらのワセリンで保湿しても刺激がある方は、
オリーブオイルなどをこまめに塗布しても良いでしょう。

②よく薬局で見かけたり、CMなどでも出てくるケラチナミンや、パスタロンなどの塗り薬はは尿素軟膏と呼ばれ、尿素を配合しています。

尿素の役割は水分を保持したり角質をやわらかくしたりしますので、
硬くなった皮膚の保湿などにむいています。
角質を少し溶かしてやわらかくするので、冬場にかかとやひじが
ガサガサになっているような症状に好ましいのですが、
お肌が弱っていたり掻き傷など傷があれば刺激してしまいます。

アトピーでも、炎症やジュクジュクなどの浸出液がひいて
皮膚のゴワゴワがのこっているような状態のときに皮膚表面の柔軟に向いています。

③また、病院などでよく処方されるヒルドイドはヘパリン類似物質
と呼ばれる成分でできています。

このヘパリン類似物質は保湿剤の前に血行を改善するお薬として、
打ち身や捻挫のお薬の認可を得ていました。

最近になって、血行改善による保湿作用と皮膚保護作用によって
乾燥肌の保湿剤としての認可が追加になったようです。
製品としては、アトピーの保湿であれば刺激の比較的少ない
ヒルドイドソフトがよく使われています。

最近では、薬局の店頭では同一の成分ヘパリン類似物質が
手あれのお薬として発売されています。
どちらかというと、乾燥肌のおくすりです。

最後にイヌイ薬局では以下のような保湿をオススメしています。

【皮膚の乾燥に必要なのはまず水分、瑞花露ローションなどでお肌を整えながら、
水分を補う化粧水や入浴のあとなどの水分が豊富なときに塗布すると水分を保持させて皮膚を保護してくれます。
面倒な方は、イヌイ薬局で開発した養麗潤(ようれいじゅん)なども
70%以上が水分でできたゲルにお肌を整える漢方の薬草を入れています。
乾燥だけなら養麗潤のみでも十分スキンケアできます。】

いずれにしても、アトピー性皮膚炎の方にとっては
お肌のベースとして乾燥が必ずとあるので保湿はとても大切です。

イヌイ薬局ではアトピーの相談を承っております

私たちは約3万件の皮ふ相談をいただき、その多くの方のお悩みを改善してきました。

来店していただき直接ご相談をいただけるのが一番嬉しいのですが、

鳥取までは遠いという方はホームページよりご相談いただくことでもできます。

詳しくはイヌイ薬局のアトピー漢方改善.com▼コチラをご覧くださいませ。

atopy-druginui.jp/

イヌイオススメの食品や日用品・サプリメントは▼コチラから

www.druginui.net/

まとめ

保湿剤にも色々な種類がありますから、
手に取っただけではなかなか違いが分かりにくいものです。

ご参考にして頂けたらと思います。
もちろんご不明な点があれば店頭でもお気軽にお声掛け下さい。

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乾 康彦

乾 康彦

国際中医専門員イヌイ薬局
1957年1月6日大阪生まれ 慶応義塾大学理学部数学家卒業。
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

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