食べればよいわけではありません・・・「完全な消化」と「不完全な消化」

11月17日ブログ画像

3万件以上の相談から薬剤師がお肌のことを徹底的に考え開発したオールインワンゲルクリーム

アトピー性皮膚炎などの皮膚トラブルを原因から考えて食事や
漢方のお薬とスキンケアの3つノステップで完治を目指します。

鳥取県にあるイヌイ薬局
アトピー性皮膚炎アドバイザーの乾(いぬい)です。

私の薬局には毎年1000件以上のアトピーで悩む方々がご相談に来局されます。
また、全国からも電話やメールでご相談をいただくのですが、
すべてに細かくおつたえきれない部分があるので、
このブログでおつたえさせていただきます。

 

食べればよいわけではありません。

最近、育児や健康雑誌やTVなどマスコミでも「納豆」が体に良い
というので「納豆」を毎日、入学前の子さんなどでも
2パックも3パックも食べさせているお母さん方が、
お子さんの重症アトピーの相談に来られるケースが目につきます。
「納豆」は確かに発酵させた分「大豆」より消化吸収が良く
優れたタンパク源であり、そのうえ善玉菌も多いこの上なく素晴らしい
食材です。
が、優れた食材をとにかく「食べればよい。」というものではありません。

 理想の消化とは・・・

完全な消化というのは、私たちが食べたものをまず分解して
「糖質」「脂質」「タンパク質」などの栄養素を象徴から吸収できる
レベルに細かく分解することを指しています。
私たちが食べたものは、口から食道を通って、胃、小腸、大腸と
移行する間に各臓器でいろいろな種類の消化酵素の働きで
食べたものを分解し消化吸収してゆきます。
その過程で、お肉などのたんぱく質はアミノ酸に、
ご飯などの炭水化物はブドウ糖へ、バターなどの脂肪は
脂肪酸という分子に細かく分解されてゆきます。

ここで、例えばタンパク質はアミノ酸と呼ばれる分子が
1000個以上も糸でつながれたようにつながっているのですが、
このアミノ酸の分子をおもにペプシンなどタンパク質専用の
消化酵素の働きで分解してアミノ酸の分子が
1個のモノペプチドや2個のジペプチドや3個のトリペプチドの形まで
分解して吸収されるのが理想の消化吸収と言われています。
炭水化物も同じで、ごはんなどの炭水化物が
やはりアミラーゼなどの炭水化物専用の消化酵素の働きで分解され、
果糖やブドウ糖などの単糖まで切り離され消化ないとうまく吸収されません。
バターなどの脂肪も同じでリパーゼなどの脂肪専用の消化酵素の働きで
分解され消化された結果、単純な脂肪酸となってはじめて正しく吸収されます。
これらの消化酵素は胃や腸などの各臓器から分泌されますが、
唾液にも消化酵素が含まれています。
食事をよく噛むことが大切なのは、正しい消化のために必要な酵素を
唾液が含んでいるからです。

身体によいはずの納豆や玄米などの食材でもなぜアトピーになるの?

このように、消化はそれぞれの栄養素に合わせて消化酵素が働いて、
速やかに吸収できる形にまで消化分解してゆきます。ところが、先ほどの「納豆」の事例などのように食べ過ぎてしまって消化酵素が不足したり、胃腸の調子が悪くて消化酵素の分泌が少なかったりすると、
完全な形にまで消化されないままの「不完全な消化」物が
腸に残ってしまったりします。
問題はこの「不完全な消化」のまま残ったものが、
腸内で悪玉菌のエサになってしまうことです。
悪玉菌が増えると、腸内は腐敗や異常発酵が始まって、
有害な物質や毒素が血液に運ばれて身体に数百万あると言われる毛穴
などから噴き出すとアトピーや湿疹の発症につながってしまします。
ですから、「納豆」でも「玄米」でも身体に良いとされる食材と
いえども、食べ過ぎたり、毎日が酵素の少ない食事ばかりだったり、
善玉菌のエサとなる食物繊維の少ない食事だったりすると
「不完全な消化」によって「納豆」や「アイスクリーム」を食べ過ぎた
お子さんのアトピーが浸出液でジュクジュクしてしまうのは
このためです。アトピーや湿疹の予防のための食事として、
毎日「完全な消化」を目指して、

1よく噛んで

2腹八分目で

3酵素の多い食事

を心がけましょう。

 

genmai

健康に良いはずの玄米が・・・

お子さんのアトピーが漢方の消化酵素で改善するのは

実際の薬局のご相談では、お子さんのアトピーに痒みや
炎症を抑えるハーブと一緒に消化酵素を組み合わせたハーブを
併用すると、ジュクジュクだったアトピーでも
きれいに改善してしまうことがままあります。
やはり、乳幼児の場合は消化の機能がまだ安定していないことが多く、
腹八分目といっても理解できなかったり、
よく噛んでと言ってもすぐには無理なことが多く、
ちょっとした食べ過ぎがすぐ症状の悪化につながってしまうようです。
ですから、炭水化物を消化する麦芽、脂肪を消化するサンザシ、
タンパク質を分解する麹(コウジ)などのハーブを
カユミなどのハーブと一緒に併用いただいています。
乳幼児の場合、漢方のお薬ではなくても、このような食材に近い
ハーブでも十分改善を期待できています。

イヌイ薬局ではアトピーの相談を承っております

私たちは約3万件の皮ふ相談をいただき、その多くの方のお悩みを改善してきました。

来店していただき直接ご相談をいただけるのが一番嬉しいのですが、

鳥取までは遠いという方はホームページよりご相談いただくことでもできます。

詳しくはイヌイ薬局のアトピー漢方改善.com▼コチラをご覧くださいませ。

atopy-druginui.jp/

イヌイオススメの食品や日用品・サプリメントは▼コチラから

www.druginui.net/

まとめ

漢方自体が植物を煎じただけのものが多く、
お薬というより食材に近く「身体にやさしい」といわれるゆえんです。

 

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乾 康彦

乾 康彦

国際中医専門員イヌイ薬局
1957年1月6日大阪生まれ 慶応義塾大学理学部数学家卒業。
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

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