
皆さん、こんばんは。
イヌイ薬局・アトピー性皮膚炎アドバイザー・社長の 乾康彦です。
アトピー性皮膚炎の根本からの改善にはスキンケアも欠かせません!
ましてやアトピーの症状の悪化しやすいこの寒い季節には、症状の悪化防止にも
やはりスキンケアが大切です。
悪化しないようにしっかり保湿しながら改善を目指しましょう。
保湿を中心に肌にやさしいスキンケアを
アトピーのスキンケアに大切な2本柱は、
①皮膚を保湿して保護すること
②お肌への刺激を控え、かき壊さないこと
の2つがどちらも欠かせません。
皮膚を守ってアトピー改善
皮膚が乾燥している場合(秋から冬は特に乾燥しやすい季節)、保湿を中心にケアしましょう。
乾燥するとかゆみも増しやすいですし、乾燥が続けば皮膚のバリア機能の低下にもつながってしまいます。
ですから寒い季節には、保湿はこまめに行いましょう。
肌の水分が不足しているのに、油性のクリームで保湿している方をよく見かけますが、
乾燥感が強い時に本当にお肌に大切なのは水分です。
こういう理由もあり、イヌイ薬局では一般的な保湿クリームだけでなく、
80%以上が水でできた「養麗潤オールインワンゲルクリーム」をオススメしています。
油性のクリームは、適切な水分を与えてあげたあとに塗ると皮膜を作るので、保湿を持続させたい時に併用することはとても有効です。
ジュクジュクが強い場合は、オイルで患部を保護しておくと良いでしょう。
サージオイル、サージクリーム、スクワランオイルなどがオススメです。
もう一つのポイントとして、入浴直後に保湿することはとても大切です。
皮膚を守る心得「かき壊さないこと」
ご相談頂く中で気になるのが、特にお子さんの場合に他の場所は良くなっても、
手の届く・掻きむしる範囲だけ湿疹が残っている事がよくあるという事です。
私はこれを「かき癖湿疹」と呼んでいますが、せっかく漢方のおくすりや食事、スキンケアで症状が、
良くなっていても掻き壊してしまえば、なかなか治るものではありません。
赤ちゃんや小さいお子さんのアトピーを治されたいお母さんは一度、湿疹の範囲を
チェックされてみることです。
もちろん大人も同じです。
「掻きむしらない」は単純な事に見えて、アトピーの改善にとても大切な事です。
イヌイ薬局ではアトピーの相談を承っております
私たちは約3万件の皮ふ相談をいただき、その多くの方のお悩みを改善してきました。
来店していただき直接ご相談をいただけるのが一番嬉しいのですが、
鳥取までは遠いという方はホームページよりご相談いただくことでもできます。
詳しくはイヌイ薬局のアトピー漢方改善.com▼コチラをご覧くださいませ。
イヌイオススメの食品や日用品・サプリメントは▼ コチラから
まとめ
アトピー性皮膚炎の方はもちろんですが、お肌の乾燥はこれからの季節には誰でも感じることです。
乾燥が悪化してしまう前に、スキンケアすることでしっかりと色々な皮膚のお悩みを防ぎましょう!

乾 康彦
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

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