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アトピー・湿疹の食事と漢方・・かぼちゃのポタージュ辰巳芳子先生のレシピから

皆さん、こんにちは。
イヌイ薬局・アトピー性皮膚炎アドバイザー・社長の 乾康彦です。
今までいただいた3万件以上の相談のなかで, アトピーや湿疹などの皮膚の悩みを持つ方々にとって、食事の養生はとても大切なことに気がついたのでこのブログで伝えてゆきたいと思います。

3万件以上の相談から薬剤師がお肌のことを徹底的に考え開発したオールインワンゲルクリーム

アトピーや湿疹なんどの皮膚炎の方々に避けていただきたい食べ物もありますが、
あれもダメこれもダメでは食べるものが無いような錯覚に落ちてしまわれる方も
多く思考も暗くなるのでので、まずはじめに積極的に食べていただきたい食材をお伝えしてゆきます。

これからの時期は、かぼちゃのおいしい季節ですので今回は、
日本を代表するお料理研究家の辰巳芳子先生のレシピから
「かぼちゃのポタージュスープ」について中医学的な見方から説明します。

辰巳先生像

薬膳で考える「かぼちゃのポタージュスープ」

はじめに、かぼちゃ=南瓜を中医学的にとらえるとき、薬膳の基本的な考え方となる中医学では、
食材の持つ特徴を四気五味(シキゴミ)で分類して考えます。
また、食材が作用する臓器や身体の部位を帰経(キケイ)と言います。

四気(シキ)は食材を

熱、温、涼、寒

の4つの性質に分けて考えます。四気の意味は文字のとうりその食材を食べると、

・熱は身体が熱くなる食材で唐辛子やシナモン、羊肉など温める程度が一番強い食材です。

・温は身体を温める食材で生姜やネギやかぼちゃ、鶏肉など穏やかにあたためてくれる食材です。

・涼は身体を冷ましてくれる食材で冬瓜、豆腐、レンコンなど穏やかに身体を冷ましてくれる食材です。

・寒は身体を冷やしてくれる食材でにがうり、緑豆、スイカなど身体を冷やす程度が一番強い食材です。

これら熱、温、涼、寒の四つの性質以外に、

・「平」は冷ますことも温めることもない、ゴマ、玄米、たまごなどのように中庸の性質の食材

を考えて「五気」と言います。

また、食材の味は五味(ゴミ)といって

酸(すっぱい)苦(にがい)甘(あまい)辛(からい)鹹(しおからい)の5つ」の味にわけますが、
それぞれの味は意味を持っていて、

・酸(すっぱい)味は収斂の性質があって筋肉を引き締めたり毛穴を引き締め汗や尿漏れを防ぎます。

・苦(にがい)味は冷ます性質があって身体を冷ましたり乾燥させ炎症やほてりを鎮めます。

・甘(あまい)味は緩める作用があって身体の疲れをとったり気を落ち着けてホッとします。

・辛(からい)味は身体を温めたり、発汗させる性質があり結構も良くなります。

・鹹(しおからい)味は、堅いものを柔らかくしてしこりなどを散らす性質があります。

また、食材が身体のどの臓腑や部位に影響があるかを示すのが帰経(キケイ)と言っていますが、
ひとつの食材でひとつの帰経の場合もありますが、いくつも帰経があるものもたくさんあります。
帰経(キケイ)は一般的に味から予測できて、酸味は肝、苦味は心、甘味は脾、辛味は肺、鹹味は腎に入りやすいとされ、適度にその味を用いるとその臓器の働きを補うとされます。
今日は辰巳芳子先生の「かぼちゃのポタージュ」を例に考えてみましょう。

 

辰巳芳子先生のレシピから かぼちゃのポタージュスープ、かぼちゃ=南瓜は、薬膳の基本の中医学では、

四気は「温」なので身体を穏やかにあたためてくれる性質で

五味は「甘」なので身体をゆるめリラックスの経口があります。

帰経(キケイ)は脾胃なので

おもに、身体をあたため消化器系をたすける食材と言えます。
大体「甘」食材、「黄色い」食材は脾胃=消化器を助ける方向に向かいます。

ですから、まず「かぼちゃのポタージュ」は穏やかに胃腸をたすけてくれるので、
これからクリスマス、お正月バレンタインホワイトデーと食事の量が増えそうな季節には
極力食べておきたい食材です。
また、穏やかに身体をあたためてくれるので、季節的にも寒い時期にはちょうどうれしい食材
哮喘冬季厳重者、肺癰、回虫病、脾虚少食、咳吐、膿痰、利尿、動脈硬化と言えます。

中医学的に薬膳で考える「かぼちゃ=南瓜」の性質は温中平喘、殺虫解毒、補中益気、脾虚食少=

胃腸を温め咳を止め、お腹の虫を下して、気力を増して、胃腸虚弱な人の少食に良いことになっています。

おなかの虫はおもに、南瓜子=かぼちゃのタネの部分にそういう効果があります。
無農薬のかぼちゃなら種ごと食しておくと良いです。
辰巳芳子先生のかぼちゃのポタージュスプでも種をそのままスープにしておくと良いでしょう。

生活のなかで「かぼちゃ」の応用として

哮喘冬季厳重者、肺癰、回虫病、脾虚少食、咳吐、膿痰、利尿、動脈硬化=

おもに冬に哮えるほどの激しい咳や喘息、期間製塩、百日咳、肺の慢性的感染症、回虫、や胃腸が弱くて少食、嘔吐するほどの咳、濃い痰、利尿、動脈硬化方々の食材として良いと言われています。

そしてレシピは

材料 

   かぼちゃ(種子、さな含む)500g
   タマネギ          150g
   トマト           100g
    チキンブイヨン        6カップ
   牛乳または生クリーム     1~2カップ
   塩              小さじ2
    ローリエ           1~2枚
   オリーブ油          大さじ3
作り方
 1 カボチャの種子とさなを分量外のブイヨンまたは水で炊く。
 2 タマネギは2ミリの薄切り、カボチャは皮をそぎ7ミリのくし型、トマトは皮と種を除きみじん切り
 3 冷たい鍋にオリーブ油を入れ、タマネギをなじませ、ローリエを加え蒸らしいため
 4 タマネギが透明になったら、カボチャ、トマトを蒸らしいためして
 5 ブイヨンの半量と1の種を除いたスープを注ぎ加え、塩を半量加えて炊く
 6 あら熱を取ってミキサーにかけ、漉す
 7 牛乳、ブイヨン、塩を加え濃度、味を整える

よかったら、「かぼちゃ=南瓜」の食材の性質を思い出しながら食していただくと、
より身体が温まって消化器系も丈夫になるかもしれません。
でも、忘年会の季節なのでくれぐれも食べ過ぎにはご注意ください

また、チキンブイヨンは丸鶏の下スープなのですが面倒な方は 、「株式会社 日本スープ」の「チキンクリアで代用できます。ネットでのお求めは以下からできます。

辰巳先生オススメの丸鶏の下スープ=チキンクリアx20子 2800円
http://www.druginui.net/products/detail.php?product_id=135

 

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乾 康彦

乾 康彦

国際中医専門員イヌイ薬局
1957年1月6日大阪生まれ 慶応義塾大学理学部数学家卒業。
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

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