
皆さん、こんにちは。
イヌイ薬局のアトピー性皮膚炎アドバイザー・社長の 乾康彦です。
そろそろ年末の忙しさでからだの疲れが出てきそうな今日この頃ですが、
インフルエンザやかぜなどにはかからず、元気に年越ししたいものです。
風邪の予防には、まずはからだの元気を付けること、そして免疫力を上げることが大切です。
からだを温めると、細胞免疫が活発になりますので、
気温の変化に対応できるように衣類の準備も欠かせません。
またアトピー性皮膚炎の改善にも、免疫力は無関係とは言えません。
ご相談の中でも、インフルエンザにかかると症状が悪化しやすいようです。
いずれにしてもこの季節に、免疫力はより大切と言えそうです。
もちろん、普段から元気な事に越したことはありませんが。
免疫力をしっかり保って、感染症やアトピー悪化の予防を心掛けましょう。
からだの中からしっかり免疫力を上げよう!
からだの中の事でいうと、腸内の善玉菌をふやせば粘膜の免疫が上がります。
ヨーグルトなどで腸を守る方も多いようです。
最近は明治さんの乳酸菌ヨーグルトR-1なども流行っていますよね。
私たちの腸内の菌は、善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3種類に分けられます。
ビフィズス菌や乳酸菌など善玉菌は、腸内腐敗菌の増殖を抑え腸内をきれいに保ってくれます。
腸内がきれいなら、お肌もきれいに保たれるのでアトピーの方にはその意味でもとっても大切です。
中医学では、黄耆(おうぎ)という生薬を使った玉屏風散(ぎょくへいふうさん)という
処方が粘膜を丈夫にして、免疫を調整するのによく処方されます。
黄耆(おうぎ)は、根っこが黄色いことと、耆=お年寄りが服用すると元気になるので
この名前がついたという言われがあります。
玉屏風散(ギョクヘイフウサン)には安産の効果もあって、免疫も調整してくれて
つわりをやわらげてもくれたりむくみを解消してくれるので
玉屏風散(ギョクヘイフウサン)を服用しておくとインフルエンザをはじめとする感染症の予防
になる上に、ツワリやムクミの解消にも、とてもおすすめです。
お茶では、ほうじ茶・紅茶・緑茶などがおすすめです。
あったかいお茶でからだをしっかり温めてからだの元気を保ちましょう。
イヌイ薬局ではアトピーの相談を承っております
私たちは約3万件の皮ふ相談をいただき、その多くの方のお悩みを改善してきました。
来店していただき直接ご相談をいただけるのが一番嬉しいのですが、
鳥取は遠いという方はホームページよりご相談いただくことでもできます。
詳しくはイヌイ薬局のアトピー漢方改善.com▼コチラをご覧くださいませ。
イヌイオススメの食品や日用品・サプリメントは▼ コチラから
まとめ
からだの免疫力を保つには、
1、腸をきれいにしておくこと
2、粘膜を丈夫にしておくこと
の2つが大切です。
年末の忙しい時期に体調崩されないようにお気を付け下さい。

乾 康彦
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

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