アトピー・湿疹と食事・・酸性食品・アルカリ性食品あなたはどっち?

彩料理皆さん、こんにちは。
イヌイ薬局・アトピー性皮膚炎アドバイザー・社長の 乾康彦です。

3万件以上の相談から薬剤師がお肌のことを徹底的に考え開発したオールインワンゲルクリーム

今まで、イヌイ薬局の店頭で3万件以上の相談のなかで,
アトピーや湿疹などの皮膚の悩みを持つ方々にとって、
食事の養生はとても大切なことに気がついたので
このブログでお伝えしてゆきたいと思います。

アトピーや湿疹などの皮膚炎の方々に避けて頂きたい食べ物もたくさんありますが、
「あれもダメこれもダメ」では食べるものが無いような錯覚に落ちてしまわれる方も
多く、
気持ちまで暗くなってしまいますので、
なるべく積極的に食べて頂きたい食材をお伝えすることにします。

今日は、食品の酸性、アルカリ性についてお伝えします。
ご存じの方も多いとおもいますが以前から、「酸性食品」が多いとアトピーの症状が悪化しやすい
といわれてきました。
でもまずは、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬と食材の酸性とアルカリ性についてお伝えします。

アルカリ性食品/酸性食品って?

まずはじめに、食品そのものが酸性・アルカリ性ということと、
【アルカリ性食品/酸性食品】という『食品分類』としての
酸性食品・アルカリ性食品の考え方とは、まったく別物だという事をお伝えしておきます。
イメージ的にどうしても酸・アルカリというと「酸っぱければ酸性」と考えてしまう方が多いようですが、それは誤解なのです。

【アルカリ性食品/酸性食品】の意味は、食品そのものではなく、
食品に含まれるミネラル=塩が酸性かアルカリ性かという意味合いなのです。
つまり食品そのものが例えば、酸っぱい果物でリトマス紙をつければ「高い酸性」を示していても、
その果物に含まれるミネラルがアルカリ性であれば、【アルカリ性食品】 に分類されるという事です。

具体的には酸性食品としては

リン、塩素、硫黄を多く含むもので穀類、肉類、アルコールなどが該当します。

アルカリ性食品としては、

ナトリウム、カルシウム、カリウム、マグネシウムを多く含むもので
野菜、大豆製品、海藻、果物、牛乳などが該当します。

 酸性食品ばかりたべると本当に血液が「酸性」になるの?

 日本でも、欧米型の食文化の影響を受けて肉食がふえはじめたころ、
「酸性食品ばかり食べていると体液が酸性になって病気になる。
酸性食品を控えて、アルカリ性食品を摂ろう!とか、
酸性食品を食べた分それ以上アルカリ性食品を余計に食べたほうが良い。」
などと盛んに言われました。
イメージ的には、お肉などの酸性食品ばかりを多く食べていると、
血液が酸性になってしまうように思われた方も多いと思います。

ご存じのとうり酸性・アルカリ性を示す指標として、ペーハー(pH)が使われますが、
pH 7.0 を中性としてこれより数値が大きければアルカリ性、小さければ酸性です。
私たちの体液(血液やリンパ)のpH値は、7.35 ~7.45が正常値で、
弱(微)アルカリ性に常に調整されています。
もし、血液が酸性になってpHが7.30 より低くなると、身体は危篤状態に陥ってしまいます。
ですから、実際に体液が酸性(7.0以下)になるということは現実的にあり得ません。

体温も血液のPHも酵素の働きのためにコントロールされています

人体の血液や体液はPH(ペーハー値)が、
7.3~7.4とこんなに狭い範囲でコントロールされています。
その理由のひとつには、「酵素の働き」を活性化するためです。
人間の生命活動に欠かせない「酵素」は、その時の温度やpHによって活動が大きく影響を受けます。
酵素には最適な温度やpHがあって、それより少しでもはずれると、
活性が低下して働かなくなったりしてしまいます。
酵素の活性が低下すると、体内のさまざまな代謝に支障が出て、
食べないのに太ったり、消化吸収もできないなどで生命活動を維持しにくくなります。

瞬きひとつをはじめ、すべての身体の機能は酵素の働きにかかっています。
ですから、体温が下がったり、体液のアルカリ度がさがると酵素の働きは鈍くなって
身体が重く感じるなど身体の具合は悪くなってしまいます。
ですから、体液のアルカリ度は体のフィードバックシステムにより、微妙に調整されているのです。

中医学で考える酸性食品・アルカリ性食品

体液の調整をしているのは、主としてカルシウムイオンとリン酸イオンです。

この酸性食品・アルカリ性食品について中医学で考えると、

一般的にお肉などの「酸性食品」は「陽」の性質を持つ食品が多く、
野菜・果物などの「アルカリ性食品」は「陰」の性質をもつ食材が多く見受けられます。
ほとんどのアトピー性皮膚炎や湿疹は炎症があって、そのために「痒み」が生じます。
ですから、「陽」の性質をもつ「酸性食品」は炎症を促進し「痒み」が増す可能性があります。

アトピーや湿疹でお悩みの時期は野菜・果物などの「陰」の性質をおびた食材を摂りましょう。
「アルカリ性食品」が炎症を抑制する方向に働き、「痒み」「発赤」などの症状を悪化させずに済みます。

また、先にお伝えした通り「陰」の性質を帯びた「アルカリ性食品」が中心だと
「酵素」も活性化しやすく「炎症」や「発赤」の原因となる「身体のゴミ」を溜めずに済みます。
肌の「炎症」「発赤」が静まった後の、「きれいなお肌」の再生期には、
タンパク質もたくさん必要なので肉類も必要になりますが、
「炎症」や「痒み」の酷い時期は「アルカリ性食品」を中心とした食事が大切です。

 

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乾 康彦

乾 康彦

国際中医専門員イヌイ薬局
1957年1月6日大阪生まれ 慶応義塾大学理学部数学家卒業。
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

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