アトピーと食事「酵素と共に大切にしたいカルシウム」

7月4日ブログ画像

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皆さん、こんにちは。イヌイ薬局の乾 康彦です。

アトピー性皮膚炎の改善・予防・再発防止はもちろん、
私たちの、からだの様々な活動に酵素が大切です。

そんな酵素には働きやすい条件のひとつとしてからだのph(ペーハー値)があります。
水溶液の酸性・アルカリ性といった性質の数値を表すのがphですが、
学生の頃にリトマス試験紙で酸性・アルカリ性を調べたり、
水のphを測定したことを覚えていらっしゃる方も多いでしょう。
今日はphと酵素の関係、phのコントロールにも大切にしたいカルシウムについて。

PH(ペーハー)も酵素の働きのために大切

人体のPH(ペーハー値)が7.3~7.4と、
こんなに狭い範囲でコントロールされている理由のひとつに、
酵素の働きを維持するためという理由があります。

人間の生命活動に欠かせない酵素は、
その時の温度やpHによって活動が大きく影響を受けることになります。
酵素には最適な温度やpHがあってそれより少しでも外れると、
活性が低下して働きが悪くなったりしてしまいます。

酵素活性が低下するということは、
体内の消化や代謝など様々な活動に支障が出るという事になり、
食べないのに太りやすくなったり、消化吸収もできないので
生命活動を維持しにくくなります。

瞬きひとつをはじめ、すべての体の機能に酵素の働きが大きく関わります。
ですから、体温が下がったり体液のアルカリ度がさがると酵素の働きは
鈍くなってしまい身体が重く感じるなどからだの具合は悪くなってしまいます。
そんな事もあって体液のアルカリ度は、
人体のフィードバックシステムにより、微妙に調整されているのです。

体液の調整に大切なリンとカルシウム

体液の調整の役割として、主としてカルシウムイオンとリン酸イオンですが、
pHを上げる働きをするのがカルシウムイオンで、下げる働きをするのはリン酸イオンです。
つまり食事からのカルシウムの摂取量が不十分だったりすると、
血中のカルシウムイオンの濃度が不足し、体液のアルカリ度が下がってしまいます。
そうなると酵素が働かなくなるので、身体はすぐに「副甲状腺ホルモン」を分泌して、
手や足の骨を溶かしてカルシウムイオンをつくることで、pHの 調整にかかります。

ところが、このフィードバックシステムは実に巧妙で、
カルシウムが余分に溶けてアルカリ度が高くなりすぎると、
カルシウムイオンはあわてて、動脈壁・心筋・腱・腎臓などに沈着してしまいます。
これが石灰化といわれる現象で、こうならないために
カルシウムの補給もしっかり意識しておきましょう。

毎日の食事からカルシウムを積極的に!

という事で、毎日の食事から積極的にカルシウムを摂取しましょう。
おすすめの食材は、切干大根(きりぼしだいこん)・ヒジキ・エンドウ豆などの、
野菜や海藻、豆類からバランスよく摂れると良いでしょう。
カルシウムというと牛乳がまず思い浮かぶ方も多いと思いますが、
実は食品のカルシウム含有量(100g中)では、牛乳は130mgに対して
ヒジキは1400mgと圧倒的に豊富なので特におすすめです。

まとめ

最近では酵素ブームから毎日の健康維持やダイエットを酵素で、
という方も多いと思いますがせっかく摂るなら効率良く、
摂取することも大切なので意識しておきましょう。

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乾 康彦

乾 康彦

国際中医専門員イヌイ薬局
1957年1月6日大阪生まれ 慶応義塾大学理学部数学家卒業。
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

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