アトピーと食事「食品の性質とバランス」

1月8日ブログ画像

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皆さん、こんにちは。イヌイ薬局の乾 康彦です。

アトピー性皮膚炎・慢性湿疹の改善に食事からの養生は欠かせません。
食養生のポイントのひとつとして「一物全体」の考え方があります。

玄米食を始めとして、ひとつの食品を丸ごと食べると栄養素のバランスが保たれるという考えです。

食材にはそれぞれ性質があり、体質や目的に応じて積極的に食べたいものもあれば、
食べ過ぎには気を付けたいものもありますが、
その基本にもなる食材の持つ陰陽の性質について書いてみたいと思います。

塩とニガリから考える一物全体

例えば、摂り過ぎると血圧によくないとされている「塩」についても

自然の海洋塩であれば、「陽」のナトリウムばかりでなく「陰」のカリウムも含まれているので、
栄養的にバランスしやすいということになります。

ところが、通常市場に出回っている精製された「塩」は、
ほとんどナトリウムばかりなのでいわば「陽」ばかりの「極陽」の食品になります。

一昔前に、ニガリがブームになったこともありましたが、これって改めて考えてみると
天然の塩から「陰」の性質のニガリを取り除いて「陽」ばかりにした精製したナトリウムに、
もう一度「陰」のニガリをかけて食べるということですから本の状態に戻しているのと同じことです。

だったら、最初から「陽」のナトリウムと、「陰」のニガリが共存している
自然の塩を使えばよいということになります。

結局のところは、一物全体の本来の意味は「陰」の性質のもの、「陽」の性質のもの、
両方を含んだバランス良い食材が、普段の食事としても適しているということでしょう。

食材の持つ「陰」と「陽」の性質

食材の「陰性」「陽性」「中庸」の性質については、
産地とその寒暖や形而上の性質などから分類されます。

玄米などの全粒の穀物類は「中庸」。食材の中でも陰陽のバランスがとれているものを
「中庸」としますが、そのなかでも全粒の穀物はもっともバランスが良いと考えられます。

次に、塩や味噌・醤油・肉などナトリウムの多いものは「陽性」と考えます。

陽性の食品を食べることで

・身体を暖める

・身体を引き締める

・気が短くなりやすい

・動作がすばやくなりやすい

・睡眠時間が短くなりやすい

といった傾向に向かいます。

陽性の食べ物の特徴としては、

・ナトリウムを多く含む

・寒い、涼しい土地で取れるもの

・小さい、背やけの低い、ゆっくり育つもの

・硬く水分が少ないもの

・地上では根にはい、地下ではまっすぐ下に伸びる植物

・葉は広くギザギザの葉

・熱すると硬くなって煮えるのに時間がかかるもの

「陽性」の食材は上記以外にも、

野菜では、じねんじょ・ゴボウ・にんじんなど

肉類では、豚肉・牛肉・ブロイラー・マトンなど

魚類なら、いわし・まぐろ・さば・ぶり・あじ・えび・にしんなど

飲み物なら、たんぽぽコーヒー、朝鮮人参など

調味料なら、味噌・自然塩・精製塩・梅生番茶・たくあん・梅干などです。

次に「陰性」の食材として、牛乳・ミカン類・トマト・ナス・ほうれん草・熱帯産果実・
などカリウムの多いものが挙げられます。
「陰性」の食品を食べると、

・身体を冷ます

・身体をゆるめる

・気が長くなりやすお

・動作がゆっくりになる傾向

・睡眠時間が長くなる

「陰性」の食品の持つ特徴としては、

・カリウムを多く含む

・暖かい土地で取れるもの

・背丈が高く、大きく、早く育つもの

・やわらかく水分が多いもの

・地上ではまっすす伸びる、地下では横にはう植物

・葉は広くギザギザがないもの

・熱するとやわらかくなって早く煮えるもの

などです。

上記以外にも、

野菜なら、ナス・トマト・生しいたけ、もやし、じゃがいも

果物なら、すいか・パイナップル・バナナなど熱帯果実

豆類なら、豆乳・豆腐

飲み物なら、コーラ・コーヒー・日本酒・ぶどう酒・ウィスキー・ビール・緑茶

調味料なら、白砂糖・はちみつ・アイスクリーム・合成酢

などが陰性の食材です。

最近では、女性の10%以上が実践していると言われているマクロビですが、
基本的には、「中庸」の食材を中心として(全体の5割くらいを目安に)に
バランスの良い食事を摂ることが大切です。

イヌイ薬局ではアトピーの相談を承っております

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まとめ

今では、玄米食なども珍しくなくなりました。
いっぺんに全部のバランスを整えることは大変かもしれませんが、
まずは主食から、全粒粉穀物を取り入れてみて、
そこからさらに少しづつ、今の食生活や体質に合わせて、
からだに必要な食材を摂っていくようにしましょう。

アトピー性皮膚炎の改善・予防ばかりでなく、ダイエットや便秘解消もしくは様々なからだの不調も
健康の基本はやはり食事からと言えます。
ぜひ日々の食事から見直してみて頂いて、ご参考にしてただければと思います。

 

 

 

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乾 康彦

乾 康彦

国際中医専門員イヌイ薬局
1957年1月6日大阪生まれ 慶応義塾大学理学部数学家卒業。
鳥取で大型ドラッグストア兼調剤薬局、相談薬局を5店舗経営。1990年より薬局の店頭で根本治療にふさわしい漢方による相談を始める。
2006年に中国で漢方の専門家として認められる国際中医師(現:国際中医専門員)認定証を取得。
生理不順、不妊、皮膚病、糖尿病、生活習慣病、ダイエット、便秘などの店頭相談は、5万件を超える。
「治療よりも予防 予防よりも養生」の思いを大切に、最近では忙しい現代人が安心安全に使える食材やスキンケア製品・「養麗(ヨウレイ)」シリーズの開発提供も行っている。http://atopy-druginui.jp

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